令和2年12月2日
教員の皆様
山 口 大 学
顧問を置いていないサークルへのご協力のお願いについて
現在(11月1日以降)、部活動・サークル活動は、 体育会・文化会公認団体および今年度団体結成(継続)届の提出段階で顧問を設置しているサークルについては、一定の活動制限のもとでの活動を許可しているところですが、顧問を置いていないサークルについては、オンライン上の活動のみ許可しています。
従来、本学においては、部活動、サークル活動ともに顧問教員を置くことを義務付けていましたが、団体の数が増えてきたこともあり、運用上は、公認団体のみ顧問の設置を必須とし、それ以外の非公認団体(サークル)については、顧問なしでも学内の施設を利用しての活動を許可してきました。
しかし、コロナ禍においては、学生が感染防止対策をきちんと講じた上で活動を行っているかどうかを客観的に判断できる指導・助言者が必要であると考え、顧問がいないサークルについては、顧問設置を条件に、活動の制限を緩和する方針をとることとなりました。
そのため、今後、顧問を置いていないサークルから先生方へ顧問になってほしいとの要請があるかもしれません。学生からの話を聞き、その活動内容に賛同され、ぜひとも学生に活動させたいとお考えの場合には、どうか前向きにご検討・ご協力くださるようお願いいたします。
また、「学生生活の手引」に記載されている通り、サークル活動は、自主的に行われること自体に教育的意義があると考えられており、顧問には、「サークルやその構成員に対する助言者若しくは精神的な協力者として、サークル活動を側面から援助する役割を担う」というアドバイザー的役割のみが期待されています。指導監督する義務や感染が生じた際の責任まで負うものではないとご理解ください。
以上、よろしくお願いいたします。
【参考:「学生生活の手引」に記載されている顧問の役割】
(1)サークルの活動方針に対する助言
(2)サークル活動が大学教育の範囲を逸脱しないために与える助言
(3)サークル活動の安全面への配慮及び助言
(4)サークル構成員の人間的交流への配慮及び助言
(5)サークル運営面での助言
担当:学生支援課学生サービス係