山口大学経済学部・経済学研究科 経済学部
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鳳陽会山口支部主催イベント「山口での就職のすすめ」実施報告

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 山口大学経済学部の同窓会組織である鳳陽会・山口支部主催のイベント「山口での就職のすすめが」が11月30日(木)、大学会館2階会議室にて開催されました。このイベントは、山口大学経済学部を卒業後、山口市内の企業に就職し、現在その第一線で活躍されている5人の先輩たちが登場し、後輩の在学生にむけて、学生時代のこと、現在の仕事のこと、山口での暮らし方、就職活動についてのアドバイスなどを語ってくれました。
 40名近くの学生たちが参加しましたが、皆、熱心に話を聞いていました。
 最期に「質問タイム」があり、学生たちから積極的な質問もありました。さらに、終了後、登壇した先輩たちに個別に挨拶したり質問したり、有意義なイベントであったと思います。鳳陽会山口支部や他の支部のご支援・ご協力を得ながら、今後もこのようなイベントを開催できていければと思います。
 今回のイベントは、鳳陽会・山口市支部長の濱田泰氏のご発案から始まりました。その意図や狙いを濱田氏は以下のように語っておられます。

 「開催理由は2点あります。1点目は、地域企業としての採用活動です。地域の企業でも人手不足が続いています。経済学部の就活生に、先輩たちが活躍する山口市内の企業を知ってもらい、就職先の候補にしてもらいたいと願う企画です。
 2点目は、同窓の先輩、それも年齢があまり離れていない先輩の仕事ぶりや生き方を知ってもらい、就活の参考にしてもらいたい。
 このような企画で開催しましたが、予想を超える多くの学生が参加してくれ、かつ積極的に質問してくれて、やった甲斐がありました。パート2も考えたいと思っています」

 また、以下に参加した学生たちの感想を紹介します。

– 今日のイベントに参加したことで、山口での仕事についてよりよく理解することができました。このイベントで山口とのつながりを深め、勉強になる情報を得ることができ、大変有意義だと感じました。今回のイベントが、将来の職業生活において良い機会になりました。この機会をきっかけに山口に貢献できるように精進します。

– 山口の第一線で働かれている山口大学の先輩方の就職について当時の考えと今だから言える事を聞く事ができました。「ワクワクする仕事」や「ゲームチェンジ」というキーワードを意識し、今後の学生生活を実りあるものにします!

– 山口県で活躍する先輩方の就職活動の経験や地方で働くことの意義について聞くことができた。今回の座談会で得たことを今後の就職活動に活かしていくとともに、「地方で働く」ことについても考えてみたい。

– 今回の山口での就職のすすめという講義を聞いて、私は山口県に就職するつもりはなかったが、山口県でしかできない仕事や、山口だからこそ仕事に活かせる環境があることを知って、少し山口県の企業に興味を持った。私が特に印象に残ったお話は,転職の話である。私も最初に 就職した場所が自分に合わなかったり、もう少し刺激が欲しかったりしたら思い切って転職してみようと思った。今回の講義で山口県の企業への印象ががらりと変わり、将来を見直すよいきっかけになった。

– 今回の講演会では、wedデザイナー、コープ山口の人事、税理士、TYSのアナウンサー、山口銀行職員などを務めていらっしゃる方々にお話を伺うことができ、自身の将来や就職について考え直す良いきっかけとなりました。私は就職について、メディア関係の業種に就きたく、漠然と都会で働くことを考えていたのですが、TYSアナウンサーの中村様がおっしゃったように、中小企業故に幅広くマルチな仕事ができるなどの魅力があり、山口での就職も選択肢として考慮しておきたいと思いました。また、近年はスマホをはじめとする情報通信機器の発達により、従来のように都会と地方との情報や人材の格差が少なくなってきており、各業界の形態も変わってきていることも踏まえて、どの地で就職するのかが重要だと感じました。

 平日のお忙し中、後輩たちのために時間を作っていただいた5人の先輩方、誠にありがとうございました。
 今後ともよろしくお願いします。(学部長・有村貞則)

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