鳳陽会東京支部総会&懇親会に参加し、七村守氏と上田慶太氏にお会いしてきました
※左から集合写真、七村守氏、上田慶太氏
6月1日(土)、私たちの同窓会組織である鳳陽会の東京支部総会と懇親会に参加して来ました。来賓を含めて70名の方が参加し、卒業後に実社会で活躍されてきたご経験や現在進行形で活躍されているお姿、そして母校に対する皆様の熱い想いを拝聴し、とても勇気づけられました。先輩方に続く良き人材を輩出できるよう、良い教育環境の整備に努めていきたいと思います。なお、鳳陽会東京支部は、今回、公式のLINEアカウントを立ち上げられました。ここにそのQRコードを載せておきますので、東京や東京近郊にお住まいの卒業生はぜひ登録してください。
この鳳陽会東京支部総会と懇親会では、2人の重要な方にお会いすることが出来たので紹介しておきます。一人は、七村 守氏です。七村氏は、1979年に山口大学経済学部を卒業し、株式会社リクルートに入社されましたが、子供の頃からの起業という夢をかなえるべく、仲間7人とともに「サブ・アンド・リミナル」という会社を1990年に立ち上げられ、この会社が現在、インターネット広告を中心に様々な事業を展開する約30の企業を傘下に持つ株式会社セプテーニ・ホールディングスにつながっています。また七村氏は、ご自身も学生自体に奨学金で助けられたというご経験があり、それもあって「七村奨学金」という給付型の奨学金制度を山口大学に創設し、困窮する学生の支援をしてくださっています。
七村氏の人生観や経営観は、七村氏ご自身が書かれた『経営も人生も「ひねらんかい」(セプテーニの70のルール)』(起業家大学出版、2016年)という本に記されていますので、皆さんもぜひ読んでみてください。特に山口大学経済学部の学生の皆さんは必読です。皆さんの先輩にこんな優れた起業家、経営者がいるという事実を知ってもらい、刺激を受けてほしいと思います。
もう一人の重要な方は、山口大学の学祖である上田鳳陽先生の御子孫である上田慶太氏です。上田家の御子孫が山口県を離れたということもあり、山口大学と上田鳳陽先生御子孫との交流は100年以上途絶えていたそうですが、今回、上田慶太氏がご自身の先祖である上田鳳陽先生のルーツを探るべく、鳳陽会東京支部にコンタクトをとっていただいたことがきっかけで、再び山口大学と上田鳳陽先生御子孫との交流がこの鳳陽会東京支部総会と懇親会の場で始まりました。このような貴重な場に参加できたことを非常に嬉しく思うと同時に、上田鳳陽先生のご意向である優れた人材の育成に尽力しなければならないと改めて意を強くした次第です(学部長 有村貞則)
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