本学部卒業生が学部所属時に執筆した論文が査読雑誌に掲載されます
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本学部2023年度卒業生を中心とするグループが作成した論文が、この度、学術雑誌「都市計画論文集」に掲載されることとなりました。
佐藤 真大跳・森中 啓渡・仲村渠 良・長﨑 右京・早田 奨斗・森兼 優・加藤 真也(2025)「全国調査に基づく空き家バンク運営改善に関する計量分析」都市計画論文集, Vol.60, No.1, forthcoming.
当該学生は加藤ゼミ(加藤真也研究室)1期生であり、2022年夏頃から空き家バンクに関する研究を進めてきました。学生たちは全国の自治体1,746箇所に対してメール等でアンケートを送付し、全国の空き家の状況を調査した上で論文の執筆を行いました。
論文は、負の二項回帰モデルやサバイバル分析(生存時間分析)など高度な分析手法を活用して執筆され、分析結果やそこから得られる考察は示唆に富んでいるものとなっています。
特に、学部生が中心となって作成した論文が、このような一流の学術雑誌に掲載されることは極めて異例なことです。彼らが行った途方もない努力に対して、指導教員として心から称賛したいと思います。
(観光政策学科准教授・加藤真也)