柏木芳美教授(経済学科)最終講義
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2020年1月14日(火)、本年度末で定年退職される経済学科・柏木芳美教授の最終講義が開催されました。
柏木先生は1996年4月に旧教養学部からの転任で経済学部にいらっしゃり、以来、24年にわたって「経済数学」を担当してこられました。柏木先生の本来のご専門は数学(代数学)ですが、経済学部に移籍されてからは、経済分析の基本ツールである経済数学をどの様に教えるべきかを、その知識を活かして日々工夫され、学部教育に多大な貢献をしてこられました。最終講義「ミクロ経済学から教えてもらったことなど」では、「消費税が2%上がったら価格はいくら上がる?」、「何をやっても下手なので、何もしない方が良いは本当か?」、「合理的な判断に間違いはないか~囚人のジレンマ」という三つのテーマで、数学者ならではの経済学の捉え方をわかりやすくご講義いただきました。
山口大学ご着任から38年、経済学部に来られてから約四半世紀の長きに渡り、本当にお疲れ様でした。(経済学科・木部)