山口大学教育学部 教育学部
教育学研究科

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教育学部・附属学校歴食給食が文化庁から表彰

教育学部・附属学校歴食給食が文化庁から表彰

令和5年3月18日に文化庁の食文化「知の活用」振興事例の優良事例の表彰式があり、「山口大学教育学部・附属小中学校歴食給食プロジェクト」が表彰されました。表彰式後に行われたシンポジウムではプロジェクトリーダーの教育学部 森永八江准教授がシンポジストとして、同プロジェクトを紹介しました。このプロジェクトでは、山口県の歴食を給食や食育、授業に展開する研究を行っています。歴食とは日本全国の「歴史的なストーリーを有した、価値ある食」のことで、山口商工会議所が定義しました。

附属光小学校の野村祥史栄養教諭と附属山口小学校の瓦屋大志栄養教諭が中心となり、幕末の慶応2年(1866)に長州藩藩主毛利敬親が、山口県防府市三田

尻で、イギリスのキング提督と面談した際に日本とイギリスが提供し合った料理である日英饗応料理と毛利敬親が参勤交代の時に食べた弁当をもとに歴食給食を開発し、給食時間には、地域未来創生センター 五島淑子教授(特命)、教育学部 セネック・アンドリュー講師や森永准教授が動画で解説をする食育を実施しました。また参勤交代弁当(※)の給食では、附属光小学校の千々松哲大教諭を中心に、6年生は各自で弁当箱に給食を詰め、参勤交代と称し瀬戸内海国立公園の御手洗湾まで15分ほど歩き、海に向かってお弁当を食べる活動を行いました。今年度は、附属光小学校の坂本真友香教諭が、参勤交代弁当を6年生の家庭科の1食分の献立を作る題材にし、授業を実施しました。

このプロジェクトは山口大学教育学部附属教育実践総合センターの学部附属共同プロジェクトの昨年度「歴食を活用した給食の開発と食育」、今年度「歴食給食の家庭科の授業への展開」[代表者:教育学部 森永八江准教授] の研究助成金により遂行されました。

※やまぐち歴食研究会[会長:地域未来創生センター 五島淑子教授(特命)、会員:山口県立大学 園田純子准教授、教育学部 森永八江准教授ほか]が開発した弁当です。

歴食給食・表彰


【担当者】
所  属:山口大学教育学部家政教育選修
氏  名:森永八江
電話番号:083-933-5407
 E-mail:yae_mori@yamaguchi-u.ac.jp

 

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