小学校理科の第４学年「金属・水・空気と温度」の新教材「示温液」が株式会社 ナリカより商品化され，販売されました

令和５年４月より，教育学部の佐伯英人教授が，株式会社 緑化学研究所（千葉市稲毛区緑町）と共同開発した新教材「示温液」が株式会社 ナリカより商品化され，販売されました。

この教材は，小学校理科の第４学年「金属・水・空気と温度」の「水の温まり方」を調べるための新しい教材です。
この教材の特徴は，加熱すると約40℃で，無色（透明）から白色（不透明）に変化するため、水の温まり方を，児童が安全に，また，目で見て３次元で（立体的に）観察できることです。

ちなみに、この教材は，山口大学と緑化学研究所によって2019年8月22日に特許の出願がなされ，2021年3月1日に公開された「水の温まり方を調べるための教材、及び該教材を用いた水の温まり方を調べる方法」（特願：2019-151764・特開：2021-32996）の一部を商品化したものです。

ナリカ（2023）：『令和５・６年度理科機器 総合カタログ』，Vol.58，p.32 より