山口大学教育学部 教育学部
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中学生との「自分のキャリアを考えるワークショップ」に参加しました

    中学生との「自分のキャリアを考えるワークショップ」に参加しました

 

2024年2月3日(土)、美祢市民会館大会議室で、美祢市立大嶺中学校の2年生との「自分のキャリアを考えるワークショップ」に参加し、大学生ボランティアとしてお手伝いしました。

中学生たちは、美祢市役所の議場で行われた立志のつどいで一人ずつ自分の将来の志を発表するという大役を果たしてきたばかり。
緊張から解き放たれて、ほっとした表情で会場に入ってきた中学生を、明るい笑顔で出迎えるところから今回のワークショップ成功のカギを握る私たち大学生の役目は始まります。

ワークショップは、中学生4~5人と大学生1人のグループでのディスカッションをはさみながら進行していきます。
途中で出される様々なお題に対して、選択肢のカードを挙げて自分の意見を表示します。

高校選びの基準や職選びの基準、その道でもしもつまずいたときどうする?といったこれからの人生の分岐点を考える問いを前に真剣に悩む中学生たち。
大学生はグループごとに、その選択肢を選んだ理由を深ぼったり、中学生の先輩として自身の経験を話したりと、グループでの白熱したディスカッションのファシリテーションを行いました。

「自分自身で“納得感のある選択”をするために、正しく比較できること、そのために正しく知ること、自分なりの判断軸をもつことについて考えるきっかけをつくる」ことを目的として行った今回のワークショップですが、その目的通り自分なりの理由をもちながらしっかりと意見を伝えられる中学生の姿に感心しながら、大学生、中学生の垣根を越えて対等に意見を言い合える雰囲気で進行することができました。

 

最後に大学生から中学生へ、それぞれのグループで考えたことを踏まえながら、自身の経験を通して今伝えられる最大限の激励のメッセージを送って、あっという間の70分を大盛況のうちに終えました。

 

中学生からは「大学生と話しやすくて楽しかったです」や「人生についての選択肢を考えるきっかけになりました」など様々な感想をいただき、私たち大学生にとっても中学生と関われる貴重な機会となり、たくさんの学びが得られるワークショップとなりました。

 

 

*本記事の執筆及び写真掲載について美祢市立大嶺中学校のご許可をいただいております。

(記事執筆:教育学選修3年 佐藤)

(文責:原田拓馬)

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