【教育学選修】教育課題をもとにしたワークショップ・デザインとコンペティション(学内研修)を実施しました
【教育学選修】教育課題をもとにしたワークショップ・デザインとコンペティション(学内研修)を実施しました
教育学選修の2年生「教職のための教育学1」では、各領域(教育哲学・教育社会学・教育史学・教育方法学)の教員からそれぞれの研究分野からみた教育課題の読みとき方をご講義いただき、その知見を活かしてグループでワークショップを開発しています。
今年度は、2年生10名が4グループに分かれ、各教員のアドバイスをもとに、教育課題の調査研究、そのなかで何が「問い(課題)」になっているのかを見出し、調査研究の成果を対話的に学ぶことができるワークショップ型授業の開発に挑戦しました。調査研究のプロセスでは、研究図書・論文や統計データなどを丹念に読みとき、今後の研究室配属につながる「研究」の基礎的なプロセスを体験しました。
2025年7月20日には、教育学選修の学内研修として、2年生が開発したワークショップを実施しました。教育学選修1年生も一緒にワークショップを受講し、教育課題について対話的に学びを深めました。1年生は「基礎セミナー」の授業で「ワークショップの構成原理」を学んでおり、実際にワークショップを体験したことで、教育学における理論と実践の往還を授業と学内研修を通じて経験することができました。
学内研修の最後には、各教員から講評が発表され、「学童保育」をテーマにしたグループのワークショップがコンペティションの優秀賞となりました。優秀賞のワークショップは8月に予定されているオープンキャンパスに向けて改善し、オープンキャンパスの来場型企画として高校生のみなさんと教育課題について学べるようにします。ご来場をお待ちしています。