【教育学選修】台湾からの教育実習生によるワークショップ型授業を実施しました(授業研究の高度化と国際化)
【教育学選修】台湾からの教育実習生によるワークショップ型授業を実施しました(授業研究の高度化と国際化)
教育学選修では、実践的指導力の育成のために、さまざまなアクターと協働しながら授業実践のあり方について考える機会を設けています。
1年生の「教育学研究法1」では、各領域の先生方から研究方法論の基礎を学びつつ、模擬授業の作成に挑戦します。教育方法学研究室では、宇部工業高等専門学校の畑村学教授と協働して、台湾からの教育実習の受け入れとその充実化をめざしています。その一環として、中国語教育の実習のために来日している実習生2名による模擬授業を実施していただきました。

模擬授業では、台湾のおみくじを題材に台湾の文化について理解を深めました。実際に使われている器具を用いながら、おみくじの流れを体験できる工夫もなされていました。「海外で教える」ことをめざす同世代の実習生から模擬授業を通して台湾文化を学べる機会になりました。
教育方法学研究室では、教育実習を受け入れている宇部高専、実習生を派遣している台湾の文藻外語大学との連携を深め、教員養成の高度化と国際化をめざしていきます。
教育学選修では、地域や世界からさまざまなゲストをお招きし、教育課題や授業実践について考える機会を引き続き設けていきます。
【付記】:本企画は2025年度部局マネジメント改革推進経費「山大教育発:次世代の山口県教育開発プロジェクト」の支援を受けて開講しました。
