みんな一緒に、薬師如来様もご一緒に…「コロナ禍」を乗り越えましょう！

　光小・中学校は、室積湾（みたらい湾）を包み込むように、象の鼻の形にのびる室積半島にあります。学校がある辺りから先、室積港灯台にかけて、広く象鼻ヶ岬（ぞうびがさき）と呼ばれていますが、国指定天然記念物の暖帯樹林が生い茂る峨嵋山（がびさん）、弘法大師ゆかりの大師堂、江戸時代末期に長州藩が設置した砲台跡の室積台場等、本当に見所いっぱいの美しいところです。学校の正面入口前を右折、道なりに進めば駐車場もあります。その辺りからの散策は本当に爽やかで気持ちがよくて。お天気の良い日には、ぜひ「歩きながらのブラブラ散歩（釣り竿持参もいいかも）」にお出かけください。

　さて、GWの一日、本当に天気も良くて爽やかな日でしたが、久しぶりにのんびりと「しも散歩」して…発見しました。見るだけで温かくほっこりするような可愛い石仏たち。

　半島の付け根にある普賢寺から大師堂にかけて、象鼻ヶ岬八十八ヶ所霊場の石仏が並んでいます。お地蔵様（地蔵菩薩）かな？と思っていたら、この石仏は、四国八十八ヶ所にちなんで仏様（ご本尊）を据えたものだそうで、お地蔵様ではないと伺いました。　「へ～っ！また今日も勉強になりました！」

　その中で、光小・中学校を正面から見守ってくれているような石仏に出会いました。大窪寺の仏様「薬師如来」でした。「薬師如来」は左手に薬壺を持って、人々の病気を無くし、窮乏から救うとされる仏様（お薬師様）ですよね。

　ここに来て、全国でも、山口県でも、「新型コロナ」の感染拡大、変異株の増加や病床の圧迫等、心配な状況が続いています。そんな中、子どもたち、先生たちや家族、地域の方々も、本当に我慢に我慢を重ねながら、よく頑張っていると思います。一刻も早い収束を心から願うものです。

　「学校を目の前にして、きっと薬師如来様も同じ気持ちなんでしょう。ずっと見守ってやってくださいね。よろしくお願いします。」とお願いしておきました。それにしても綺麗なお姿でした。

（担当：霜川）