本年(2023年)のお礼のご挨拶

本年(2023年)も、残り2日になりました。みなさんも、ご実家に帰省されたり、あるいはご自宅で、この１年間を振り返られ、2024年をどんな年にしたいか…そんなことを考える時間をつくられようとしているかもしれません。

この１年間も、山口大学教育学部・教育学研究科、そして６附属学校園に対しまして、ご支援やご協力、時には叱咤・激励、さらにご指導・ご示唆を頂き、誠にありがとうございました。

先日、文部科学省より「国立の教員養成大学・学部及び国私立の教職大学院の令和5年3月卒業者及び修了者の就職状況等について」の発表がありました。本学部・大学院は教員養成学部・大学院ですので、企業・公務員就職者や大学院進学者・保育士就職者が学生・院生の想った場に就職・進学することも大切に思っていますが、教員就職率(正規採用数と臨時採用数)にも気を配らなければなりません。その令和5年３月卒業者の教員就職率が 68.1% （教職大学院修了者は 87.5%）となり、令和4年と比較して 8.2% 増の結果となりました。分母から進学者と保育士を除いた率も、微増ながら3.6%増の73.7%となっています。まだまだ上の大学さんもおりますので、さらに、教員を目指している学生さんが一人でも多く希望する学校種・教科で合格できるよう教職員で力をあわせてサポートしていかなければなりませんが、この3月に卒業された卒業生の皆さんの頑張り、そして、その卒業生が在学時にご指導頂いた県内外の教員の皆さま、課外活動やインターンシップ等でお世話になりました皆さま、教育実習等でお世話になった児童・生徒の皆さま、保護者の皆さま、PTAの皆さま、コミュニティ・スクール関係者の皆さま、そして、アルバイト等でお世話になりました地域の皆さまに深く感謝申し上げます。引き続き、在学生そして４月から入学してくる新入生もお世話になりますので、ご指導・ご支援のほどよろしくお願いいたします。

一昨日、大学内で、大学の下見に来られているご家族とお話をさせて頂きました。年を越せば、共通テストなど次の入試がはじまります。この１月、２月の大学入試で、山口大学教育学部を目指して頂いている皆さん、我々教育学部の教職員そして在校生一同で、皆さんと大学でともに学べることを楽しみにしています。コロナやインフルエンザ等で体調を崩されることなく、入試の場で皆さん自身の最善が尽くせることを祈っております。

改めまして、本年も大変お世話になり、ありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願いいたします。どうぞ、よいお年をお迎えください。

(文責：鷹岡亮）