山口大学教育学部 教育学部
教育学研究科

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教職大学院の成果発表会が開催されました!

教職大学院の成果発表会が開催されました!

 

1月27日(土)、教職大学院の教育実践開発コースが午前中から、特別支援教育コースが午後から「成果発表会」を開催しました。教育実践開発コースでは13件の発表が、特別支援教育コースでは3件の発表が行われました。

私は、朝から教育実践開発コースの成果発表会に参加させて頂きました。成果発表会は、発表院生と指導教員、メンターなどの学校関係者が円をつくり発表や質疑応答・協議を行い、その円の外側で参会者が発表等を聞き質疑をするフィッシュボウル形式で行われました。各発表のキーワードは、関数的な見方・考え方をいかした理科授業、ICTを活用した対話的学習、ダッシュボードを活用した自己調整学習、教室談話に着目した授業改善、数学的な考え方が結びつく授業づくり、数学が楽しいと感じる授業提案、中学校理科における科学的概念形成、学習集団の形成に関する考察、多様な意見を引き出す道徳科の授業実践、小学校音楽科における構えの形成と音楽的な見方・考え方、学びのユニバーサルデザインを取り入れた個別最適な外国語科授業、小学校理科における科学的概念形成、ICTを活用した数学授業でした。

指導教員からはもちろん、メンターや校長先生から、「教育は信頼関係があってこそ」、「児童生徒の成長を見守っていける教員に」、「自分の意見をもった上で同僚や上司にお尋ねを」、「学習集団を鍛える」、「教員が主体的に学び続けるロールモデルに」、「情熱と愛情」、「アナログの土台づくりが大切」等々、ご示唆や暖かい励ましのお言葉をたくさん頂きました。

なお、学校経営コースの成果発表会は、勤務先や教育委員会を会場にして、別々に開催されています。

最後に、2年間ご指導頂きました教育委員会のみなさま、学校の校長先生、教頭先生、メンターの先生方、誠にありがとうございました。また、ここまでお導き頂いた教職大学院の指導教員の先生方、ご指導ありがとうございました。M1のみなさん、準備・運営、そして後片付け等、ありがとうございました。みなさんのおかげで、今年度もすばらしい発表会が実施できました。最後に、M2のみなさん、発表おつかれさまでした。みなさんのおかげで、我々参加者一同、とてもよい学びの時間になりました。しかし、教育実践開発コースの開会の際にお話ししましたように、発表会で教職大学院での学びが修了ではありません。卒業式まで54日、4日間ゆっくりしても残り50日、1日10時間学ばせて頂いて500時間、この500時間を学校実習や今回の発表における課題の解決に有効に活用して、次のステージへの準備期間として、しっかりと学びの時間にしてください。お疲れさまでした。

 

 

(文責:鷹岡亮)

 

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