昔を想い出し、今を話し、未来へ一歩の後押し…:2024年教育学部ホームカミングデー
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昔を想い出し、今を話し、未来へ一歩の後押し…:2024年教育学部ホームカミングデー
9月7日(土)に、久しぶりの教育学部ホームカミングデーを開催しました。今年は2つのイベントを実施しました。1つは、岡村先生プレゼンツの「教育学部をメインとした山大今昔ツアー」。もう1つは、教育学部同窓会との共同で実施させて頂いた「同窓生と学生の座談会 ~先輩方の教師人生にこれからの成長のヒントを頂こう~」でした。
「教育学部をメインとした山大今昔ツアー」は、今年、還暦を迎えられる卒業生の方々に集まって頂き、昔懐かしい教育学部内や近年新しくできたFAVOなどを散策して頂いた後、学部生とお話をして頂くプログラムでした。20名近い卒業生の皆さんの笑い声や楽しそうな雰囲気が、教育学部の第3会議室や散策して頂いた先々で聴こえてきました。
「同窓生と学生の座談会」は、山口大学お得意の「ちゃぶ台方式」で、学部生、ストマス生、現職院生、同窓生、教育学部同窓会の役員の皆さま、そして、学部の教職員あわせて約40名で、ちゃぶ台議論を展開しました。10代から70代までのちゃぶ台論議。先輩・大先輩からは「何十年前を鮮明に思い出せました」、「伝えておかないと…という思いもあります」、「大変だけど、言えることは、教師ほどやりがいのある職業はないと思うこと」…等々のお話を伺えたり、「最初の5年・10年はすべて完璧でなくても、時にはいい加減に、時にはチャランポランの気持ちをもってもよいと思う」、「10年経ったら見る観点も身についてくる。大切なのは10年後のその後。10年経った頃に得意な教科をつくると、その得意な教科をスリットにして学習指導要領の根底に流れるものが見えてきて他の教科にもつながっていくと思うよ」、「負担か負担ではないかは自分がやりたいものかどうかだよね。だから、やりがいを見つけて、楽しむことはどの職業でも必要なことではないかな」、「子どもが見られているではなく、見守られているというのがよいね」…といった学生・院生に対するエールまで、アッという間の1時間×2回の座談会でした。
最後に、中田副学部長から「こういうイベントを通して、幅広い場から学ぶことができる機会を提供したい」という挨拶で会が締められましたが、大先輩の皆さんに創って頂いた温かい雰囲気のなかで、幅広い世代の参加者が、人生あるいは教職(教師)といったキーワードで質問や課題を投げかけ、それぞれの世代からの回答や意見が投げられ、議論を通してお互いに腑に落ちていく…、そんなことの繰り返しが起こる「本当に心地よい空間」だったと感じました。
1回だけの「ちゃぶ台座談会」ではダメですね。またこのような機会をつくりますので、今回ご都合のあわなかった同窓生の皆さま、ぜひ、次回はご参加頂いて、この雰囲気を味わって頂ければ幸いです。
最後になりましたが、今回、ご協力・ご支援頂きました教育学部同窓会の先輩方、せっかくのお休みにも足を運んで頂いた同窓生、学生、院生の皆さん、準備・運営を行って頂いた教育学部の教職員の皆さまに、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
それでは、また次回にお会いしましょう。
(文責:鷹岡)