2023年10月16日（月）山口大学常盤キャンパス において、「令和５年度研究設備・機器共用促進イベント」 を開催し、オンライン参加者を含めた約130名が参加しました。

本イベントは、学内における機器共用文化の醸成と、文部科学省コアファシリティ構築支援プログラムで実施している取組を広く情報発信することを目的として開催しているものです。

今年度は、「リサーチファシリティマネジメントのあり方を考える」をテーマに、３名の講師による講演会を実施しました。

第１部は、東京工業大学教授で本学の客員教授でもある江端新吾氏から、「大学における研究基盤・産学連携・財務の一体的運用に向けた戦略的マネジメント」、第２部は、公認会計士で東京工業大学特任専門員である植草茂樹氏から、「国立大学法人の財務戦略のあり方」、第３部は、群馬大学准教授の林史夫氏から、「群馬大学における機器分析に対する専門性を高めるマイスター育成プログラム：その仕組みと波及効果」と題し、それぞれご講演をいただきました。

また翌日には、吉田キャンパスにおいて、本学の谷澤学長、松野理事、上西理事、溝部理事と講師３名による、研究基盤の共用推進の展開に関する意見交換会も実施されました。

こうしたイベントの開催等を通じて、今後も本学の機器共用化を確実に推進し、そのメリットを学内外に情報発信することで、研究設備・機器共用に関するトップランナーとして我が国の大学の研究力向上に引き続き取り組んでまいります。