国立大学法人 山口大学

本学への寄付

学長挨拶

知の創造としなやかな人材の育成により地域に・世界に貢献する山口大学

 山口大学ホームページへようこそ。
 山口大学は9学部、1学環、7研究科を擁し、学生1万人以上が在籍する基幹総合大学です。1815年に創設された山口講堂を起源とし、210年の歴史を有しています。「発見し・はぐくみ・かたちにする 知の広場」を理念として、地域の知の拠点として、地方創生に貢献しています。また、明治維新を成し遂げた、新たな世界へのチャレンジ精神を受け継ぎ、13万人以上の卒業生が全国各地、世界各国の幅広い分野で活躍しています。
 世の中は絶え間なく進歩し、大きく変化しています。IoT(Internet of Things)やIoH(Internet of Human)により、全てのもの、さらには人までがインターネットに繋がり、デジタルトランスフォーメーションにより働き方が変化し、効率化された社会がすぐそこにあります。情報化された社会が、どのように人の生活を豊かにしてゆくのかが問われています。そこでは、高い専門性を持ちつつ、文系・理系を問わず幅広い教養としなやかな思考力を合わせ持つ人材が求められています。その要請に応えるため、山口大学では全学的にデータサイエンス教育や英語教育に力を入れ、主体的に学ぶ課題解決型学習を広く取り入れて、また、分野横断的な、いわゆる、STEAM教育を実践しています。
 研究面でも、学際的・創造的研究により気候温暖化対策、高齢社会への対応など、社会課題に挑戦しています。基礎研究から応用研究まで、山口大学の強みを磨き、国内外の企業や研究機関などとの共同研究を促進しています。
 地域連携も重要と考えており、知の拠点として社会の信頼を得てシンクタンクの役割を果たし、産・学・公・金の連携により地域のもつ課題を抽出し、ともに解決法を探り、提案し、地方創生に寄与してゆきます。附属病院は、先端的医療を地域に、国内外に提供しています。
 ダイバーシティは活力の源泉です。性、障害、民族、人種にかかわらず、全ての人がそれぞれの個性を発揮し、互いの価値に共感・共鳴し、つながり、新たな価値を共奏してゆきます。総合大学のもつ知の多様性の尊重と活用も重要で、また、グローバル化もダイバーシティの反映と捉えています。
 これらの取り組みにより、「知の創造としなやかな人材の育成により地域に・世界に貢献する山口大学」の実現に向けて邁進してゆきます。

山口大学長  谷澤 幸生

略歴

昭和58年 3月 山口大学医学部卒業
昭和62年 3月 山口大学大学院医学研究科修了
医学博士(山口大学)
昭和62年 4月 労働福祉事業団愛媛労災病院医師
平成元年 4月 山口大学医学部附属病院助手
平成2年 7月 米国ワシントン大学(セントルイス市)研究員
平成5年 7月 山口大学医学部附属病院 医員
平成7年 4月 山口大学医学部附属病院(第3内科)助手
平成9年 4月 同 講師
平成14年 5月 山口大学大学院医学研究科教授
平成17年 4月 山口大学医学部附属病院 副病院長(平成28年3月まで)
平成24年 4月 同 臨床試験支援センター長(平成26年3月まで)
平成27年 4月 山口大学学長特命補佐(平成28年3月まで)
平成28年 4月 山口大学大学院医学系研究科長(令和2年3月まで)
山口大学医学部長(令和2年3月まで)
山口大学医学部医学科長(令和2年3月まで)
令和2年 4月 山口大学副学長(令和3年3月まで)
令和3年 4月 国立大学法人山口大学理事、副学長(令和4年3月まで)
令和4年 4月 国立大学法人山口大学長
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