国立大学法人 山口大学

本学への寄付

明日の山口大学ビジョン2030~知の創造としなやかな人材の育成により地域に・世界に貢献する山口大学~

 

2023年1月4日策定
国立大学法人山口大学長 谷澤 幸生

 

はじめに

 1815年に長州藩士・上田鳳陽により創設された山口講堂を起源とする山口大学は、200年あまりの歴史を経て、9学部、8研究科を擁し、学生1万人以上が在籍する基幹総合大学へと発展しました。「発見し・はぐくみ・かたちにする 知の広場」を理念とし、知を創造して世界に発信するとともに、地域の知の拠点として、地方創生に貢献しています。開学以来すでに12万人以上の卒業生が全国各地、世界各国の幅広い分野で活躍しています。

 山口大学は、2008年に「明日の山口大学ビジョン」を策定、公表しました。さらに創基200年を迎えた2015年には「明日の山口大学ビジョン2015」を策定し、「2025年にはDiversity Campusへ」を中心的目標として着実にそのビジョンを実現しつつあります。第4期中期目標期間の初年度となり、新たな出発をする今、<知の創造としなやかな人材の育成により地域に・世界に貢献する山口大学>を目指し、2030年を、そしてさらにその先を見つめて、ここに「明日の山口大学ビジョン2030」を策定しました。

 

策定の背景

 世の中は絶え間なく進歩し、大きく変化しています。IoT(Internet of Things)やIoH(Internet of Human)により、すべてのもの、さらには人までがインターネットに繫がり、DX(Digital Transformation)を通じた働き方の変化によって社会が高度に効率化されようとしています。学内においても教育、研究、診療においてICT(Information and Communication Technology)の活用やDXの推進を行っています。今このような新しい時代の到来を前に、情報化された社会が、どのように人の生活を豊かにしてゆくのかが問われています。こうした課題に応えるためには、高い専門性を持ちつつ、文系・理系を問わず幅広い教養としなやかな思考力を合わせ持つ人材が必要です。また、イノベーションを先導し、新しい時代を切り拓いてゆくためには、理工系の知識や技術を人間に繋ぐ「人文知」が欠かせません。人文知は全人類的、地球規模の持続可能性への取り組みのためにも必須です。

 2015年9月、国連は2030アジェンダを採択しました。その中で、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals、SDGs)として、17のゴール(目標)が掲げられています。SDGsは世界全体の経済、社会及び環境の三側面を不可分のものとして、2016年から2030年の15年間で達成を目指す国際社会全体の普遍的な目標です。変化する世の中にあって、山口大学には、持続可能な世界を実現するために、教育、研究、社会貢献を通して、地域で、そして世界でSDGsに貢献することが期待されています。

 

山口大学の使命(ミッション)・目指す大学像

 山口大学は、「山口大学憲章」の中で次の基本理念を掲げています。
 1  「発見し・はぐくみ・かたちにする 知の広場」の創造
 2  共同・共育・共有精神の涵養
 3  公正・平等・友愛の尊重

 この基本理念に基づいて、「明日の山口大学ビジョン2030」では、<知の創造としなやかな人材の育成により地域に・世界に貢献する山口大学>を中心的目標として定めました。この目標の実現に向けて、地域に根ざし、人材を育成し、知を世界に発信します。

 「しなやかさ」は、絶え間なく変化する世の中にあって、その変化を敏感に感じ取って対応し、あるいは流れを作って行くために重要な要素であると考えています。この言葉からイメージされる竹は、変化に応じて形を変え、曲がるけれども折れず、強い回復力を持ち、広く根を張って簡単には倒れません。鋼とは違う意味での強さがあります。そのように、しなやかに未来を切り拓き、前に進んで行く姿勢が教育・研究・経営の全てに重要です。

 教育においては、時代の要請に応える人材を育成するため、全学的にデータサイエンス教育※1、知的財産教育や語学教育に力を入れるとともに、主体的に学ぶ課題解決型学習を広く取り入れています。また、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(リベラルアーツ)、Mathematics(数学)を統合的に学ぶSTEAM教育をさらに進めます。山口大学での教育は、学ぶ喜びを体感し、学生が自らの成長を実感できることが目標です。未来に向かって、いかなる時代の変化にも適応し、しなやかに、果敢にチャレンジできる人材として成長することを期待しています。

 研究面では、学際的研究の推進により、グリーン社会の実現、健康長寿社会への対応等を通してSDGsに貢献します。また、社会課題に挑戦し、イノベーション・エコシステム※2を形成します。そのために、基礎研究から応用研究に至るまで山口大学の強みを磨き、国内外の企業や研究機関等との共同研究を推進します。

 地域連携・地域貢献は最も重要なミッションのひとつであり、山口大学は知の拠点として社会の信頼を得、地域におけるシンクタンクの役割を果たします。産・学・公の連携等により地域が抱える課題を抽出し、ともに解決法を探り、より良い方策を提案することを通して、地方創生に寄与します。また附属病院では先端的医療を地域に、さらには広く国内外に提供します。キャンパス全体を産・学・公・地域社会と学生、教職員が集う共創拠点(イノベーション・コモンズ※3)として、ソフト面、ハード面での整備を進めてゆきます。地域への貢献が世界への貢献に繫がると考えています。

 ダイバーシティは活力の源泉です。山口大学では性別、年齢、障害、民族、性的指向や性自認等にかかわらず、すべての人がそれぞれの個性を発揮し、互いの価値に共感・共鳴し、繫がり合える魅力あるダイバーシティキャンパスを創造します。知のダイバーシティも総合大学である山口大学の持つ強みです。グローバル化も知的、人的ダイバーシティ推進の重要な要素です。山口大学では9学部8研究科が生み出す多様な知が共奏することにより、変化する社会をしなやかに先導します。

 山口大学の経営は、対話と合意を基本としつつ、学長のリーダーシップのもと、戦略的マネジメントと強力なガバナンス体制を構築します。その両輪によって、山口大学はすべての学生、教職員が誇りと喜びを持って学修や職務に取り組み、地域・社会からも信頼される大学として一層進化します。また、すべてのステークホルダーに対して積極的な情報公開を行い、透明性の高い大学経営を実践します。

 これらの目標に全学生・教職員が一丸となって取り組み、変化を続ける時代を切り拓き、2030年には<知の創造としなやかな人材の育成により地域に・世界に貢献する山口大学>を実現します。

 

明日の山口大学ビジョン2030の構成

 「明日の山口大学ビジョン2030」は、「教育」、「研究」、「地域」、「ダイバーシティ」及び「経営」の5つの領域を骨格としており、それぞれの領域ごとに「ビジョン」、「重点戦略」及び「主要施策」の3つの階層で策定しています。それぞれの役割・目的は次のとおりとなっています。

[ビジョン]2030年の山口大学のあるべき姿・ありたい姿を描いたものです。
[重点戦略]ビジョンを実現するための中長期の方針です。5つのビジョンに対して23の戦略があります。
[主要施策]重点戦略を推進してゆくためのアクションプランであり、23の重点戦略に対して74の施策があります。

 

教育ビジョン

 既存の学問領域の上に立ちつつ、既成概念に捉われない発想、多様な価値観と深い洞察力を持って、地域社会や国際社会の困難な課題に果敢にチャレンジし、近未来の社会をしなやかに切り拓き、Society5.0※4の実現に貢献する人間性豊かな人材を育てます。

重点戦略1.地域社会や国際社会で活躍する人材の育成

 しなやかな思考により変化する社会に対応し、地域・国際的視点でSDGsに代表される諸課題の解決に貢献し、Society5.0※4を担う人材を育成します。

(1)教養教育から専門教育まで一貫した学士課程教育の充実

 Society5.0※4に向けて人間性豊かな人材を育成するために、本学の特色であるSTEAM教育、データサイエンス教育※1、知的財産教育を充実させます。また、既存の概念や学問領域の枠に捉われることなく、学際的教育やDX教育※5を展開し、柔軟な学士課程の教育の充実を図ります。

(2)ICTを活用し国内外大学と連携した柔軟かつ多様な教育プログラムの提供

 幅広い視野を持って地域社会や国際社会に貢献する人材を育成するために、ICTを活用しつつ、国内外の大学間連携により人的・物的資源を最大限に活かし、柔軟性のある学びの場と多様性に富んだ教育プログラムを提供します。

(3)SDGsチャレンジの視点による課題探究・解決学習の拡充

 近未来の社会を切り拓くしなやかな人材の育成に向けて、SDGs実現の途上で顕在化する諸課題を解決するSDGsチャレンジの視点を取り入れ、多様な人とコミュニケーションを取りながら地域社会や国際社会の特性や課題を理解して探究する課題解決型学習(Project Based Learning、PBL)を拡充します。

重点戦略2.時代の変化に対応した教育環境の整備

 先端デジタル技術を活用して、学修者本位の教育と学びの質の向上に一層取り組みます。

(4)学修成果・教育成果の把握・可視化による学修者目線の教育DXの推進

 学修の質的向上、さらには学修者本位の教育の実現のため、学生自らが学修成果を把握できるよう、AI支援による学習管理システム導入等、教育DXを推進し、教学マネジメントの強化を図ります。

(5)FD・SD※6の充実による学修者本位の教育の質的向上

 学修者本位の教育の質を保証するために、FD・SD※6を組織的かつ体系的に企画・実施し、教職員の教学マネジメント意識の向上、学生の意見や要望を反映した教育手法の修得とスキルアップを図ります。

(6)ハイブリッド型授業や電子書籍・教材等の整備による柔軟かつ効果的な教育実施

 対面授業と遠隔・オンライン授業の双方の良さを活かし、学内のキャンパス間を繫いだ教育や国内外の大学間連携による教育をより一層推進するため、ハイブリッド型教育や電子書籍・教材等の整備を進め、デジタル技術を駆使して柔軟かつ効果的な教育を実施します。

重点戦略3.創造的な人材を育成する大学院教育

 創造性と社会性を備え、地域や世界で活躍する高度専門職業人を育成する大学院教育を推進します。

(7)高度な専門性と幅広い学際性を養う大学院教育の推進

 社会や環境の世界的変化にしなやかに対応するため、学部との円滑な接続を図り、専門人材の養成目的に即した教育を進めるとともに、学際的な教育を推進して、人間中心のSociety5.0※4における知の生産、価値創造を先導する大学院教育を展開します。

(8)多様な学生・教員による学際的・分野横断的「共育・共創」の推進

 多様化・複雑化する今日の社会課題を複眼的に捉えなおし、専門分野の横断・融合によって解決を図る資質と能力を持つ人材を育成するために、国内外から研究者や大学院生が集う学際的・分野横断的な教育・研究環境を整備します。さらに、研究科間で相互に講義を提供し、異なる研究科の大学院生・教員との連携による共同研究等の展開を推進します。

(9)専門職大学院における理論と実践との架橋教育プログラムの充実

 専門職大学院としての教育学研究科と技術経営研究科がそれぞれ担っている、「学校現場における指導的役割を果たす人材の養成」と、「イノベーションを持続的に創出できる人材の養成」のため、高度で複雑な時代のニーズを的確に踏まえた理論と実践の往還をより一層充実させます。

重点戦略4.多様な価値観や経験、能力を持つ優秀な学生の受け入れ

 受験生の意欲・能力や学力の評価方法の改善及び多様な観点からの入試制度の見直しに取り組みます。

(10)入学者の資質能力を多面的・総合的に評価する入学者選抜方法の継続的改善

 入学者選抜において、学習成績のみならず、部活動、特別活動や資格取得等、高等学校教育での様々な学びを含めた意欲・能力を評価し、学力の三要素※7を多面的・総合的に判定します。そのために、入試に関わる調査や高等学校での調査を行い、他大学の動向調査も加えて、大学のアドミッションポリシーと受験生のニーズに合った入学者選抜方法の改善を継続的に実施します。

(11)柔軟な入試広報活動の展開、多様な学生の受入れを目指した入試制度見直しの推進

 高等学校のニーズに応じて、大学説明会ごとに開催地、内容及びオンライン・ハイブリッドを含む開催方法を柔軟に設定し、入試区分の選択等、対象となる受験者に的確な情報を発信します。また、多様な学生の受入れを目指し、商業、農業、工業等の専門学科を有する高等学校に対する調査結果に基づいた入試制度の見直しを進めます。

(12)大学院の学生受入方針に合致した優秀な学生の獲得

 入学時・修了時の調査や修了者に対する追跡調査を継続して実施し、大学院生の受入状況を定期的に総括し、入学者選抜方法を改善して、優秀な学生の獲得に努めます。

重点戦略5.学生支援体制の充実

 多様な学生を支援する体制を充実し、地域と協働して多彩な学修の場を用意し、キャリア形成を支援します。

(13)困りごと・悩みごとを持つ学生等、全学生に対するキャンパスライフ支援の強化

 学びのケアから心身のケアとサポートまで、学生の大学生活をあらゆる面で支える相談・支援体制をより充実させ、すべての学生が安心して学べるようにキャンパスライフの質的向上を推進します。

(14)学生の自主性・自律性を促すための特色ある正課外活動の組織的支援の強化

 自主的・自律的に学び続け、自身を継続的に成長させる能力を育成するために、部活動、ボランティア活動や、特色ある正課外教育である「おもしろプロジェクト」等の学生の自主的活動に対する組織的な支援をより一層強化します。

(15)社会的・職業的自立に向けた学生のキャリア形成支援体制の拡充

 変化が激しく予測不可能な時代をしなやかに生き抜き、社会的・職業的自立を実現するために、キャリア教育、地域の産業界や自治体等と連携したインターンシップを推進し、大学院におけるキャリアパス支援を行う等、学士課程から博士課程まで一貫したキャリア形成支援の充実を図ります。同時に、卒業生や修了生を含む社会人のリカレント教育※8を拡充します。

 

研究ビジョン

 様々な社会ニーズの変化にしなやかに対応し、イノベーションをもたらす知を創出し続けます。そのために、総合大学の強みを活かして学際的な知を集め、産学公の連携により、地域活性化に繫がる産業拠点の形成に寄与できる地域イノベーション・エコシステム※2の構築を図るととともに、世界をリードする研究領域を創造します。

重点戦略1.地域イノベーション・エコシステム※2の構築

 産学公連携により地域課題プル型のオープンイノベーションをより強力に推進するために、「やまぐち型地域共創システム」を構築します。

(1)地域の課題解決に向けた「やまぐち型地域共創システム」の構築

 地域課題と大学保有のシーズを基に、産学公で共有した地域ビジョンの観点から研究開発プロジェクトを創出し、適合性評価を経て、地域を実証フィールドにした研究開発を行い、その成果を事業化に繫げる「やまぐち型地域共創システム」を構築します。

(2)トップダウン型産学公連携研究拠点※9の整備

 「やまぐち型地域共創システム」から生まれた研究開発プロジェクトの中から、継続的に顕著な社会的インパクトの創出が期待できるプロジェクトをトップダウンで認定し、人材・知・資金が循環する地域イノベーション・エコシステム※2の中核拠点として整備します。

(3)地域企業・自治体等との包括連携の強化・拡大と大学発ベンチャーの創出機能の強化

 地域イノベーション・エコシステム※2の基盤を強固にするために、地域企業・自治体等との包括連携の強化・拡大を行うと同時に、ギャップファンド※10を創設する等、大学発ベンチャーを次々に生み出すための機能を強化します。

重点戦略2.世界をリードする研究領域の創造

 個性的かつ競争力のある研究への重点支援を行うことにより、世界をリードする研究領域を創造します。

(4)大学附属研究所の充実と新設

 本学の特色である時間学研究所における文理融合の研究活動を発展・進化させるため、多岐に渡る学内外の研究者の新規参画を進め、研究組織を充実させます。また、トップダウン型産学公連携研究拠点※9等の独創的研究に重点支援を行い、世界をリードする大学附属研究所新設へと導きます。

(5)研究拠点の組織改革

 研究分野の選択と集中による研究拠点の大胆な組織改革を行い、世界レベルの研究競争力・産学連携力を有するグローバルニッチトップ研究※11拠点を創出します。

(6)多様な臨床データの活用によるAIシステム医学研究領域の創造

 AIシステム医学・医療研究教育センターを充実させ、附属病院の電子カルテ、各診療部門システムから得られる多様な臨床データを最大限に活用して、医用AI技術を研究開発し、新しいAIシステム医学研究領域を創造します。

(7)山口大学版テニュアトラック制度※12の拡充

 創造性豊かな若手研究者を育成するために山口大学版テニュアトラック制度※12を拡充し、魅力ある研究環境を創出します。

重点戦略3.価値創造の源泉となる学際的基礎研究の推進

 国際共同研究と異分野融合研究に対する支援を強化し、基礎研究の卓越性と多様性を高めます。

(8)学際的基礎研究グループの支援強化

 基礎研究の卓越性と多様性を強化するために学際的基礎研究を行う研究推進体について、評価方法や支援内容の見直し・改善を行いながら、充実した支援を行います。

(9)重点連携大学※13との共同研究の支援強化

 研究分野を主体とした重点連携活動を強化するとともに、多様な教育支援及び国際貢献を目的として選定している重点連携大学※13について、選定基準と支援内容等の見直しを行いつつ支援を充実させ、国際共同研究をより強化します。

重点戦略4.優れた研究成果を多く生み出すための研究基盤の整備・充実

 全学共同利用施設の再編と研究DXの推進により、研究機器共用システムの高度化を実現します。

(10)総合科学実験センター施設の合理化によるサービス向上

 社会の変化と技術の高度化に対応して、総合科学実験センターにおける施設の管理システムの改善、センター全体の合理化を推進することで、研究者支援のための施設、研究設備・機器、技術及びサービスを向上します。

(11)研究設備・機器共用化システムの高度化

 研究DXの推進によりすべての研究情報を繫げ、共用機器のコストと成果の見える化、利用料金の共通ルール化等を行います。同時に、新規導入・更新等の際の選定基準となる「共用化指標」等により研究設備・機器への投資効果の見える化を推進することで、研究設備・機器共用化システムの高度化を実現します。

(12)機器共用促進や技術職員の高度化による研究者支援体制の充実

 リサーチファシリティマネジメントセンターと総合技術部が連携して、研究設備・機器の共用を促進し、技術職員の高度専門技術修得の支援を強化することで、研究者への支援体制を充実します。

重点戦略5.持続可能な社会への貢献

 本学の総合知を結集し、地球温暖化に伴う諸課題の解決とグリーン社会の実現に貢献します。

(13)山口大学グリーン社会推進研究会への積極的支援

 山口大学グリーン社会推進研究会へ積極的に研究資金等の支援を行うことにより、研究会から革新的な脱炭素技術やグリーン社会システム等を創出し、SDGs達成に貢献します。

 

地域ビジョン

 しなやかに地域で活躍できる人材を輩出するとともに、企業や教育機関、行政機関と協働し、知の拠点として地域のシンクタンク機能を果たすことで、地域の抱える課題の解決に寄与し、地域のステークホルダーに頼られ必要とされる、魅力あふれた大学を目指します。

重点戦略1.地域社会から期待されるシンクタンク機能の強化

 地域が抱える様々な課題やニーズを教育機関、行政機関、企業等で構成される「地域連携プラットフォーム※14」で徹底的に議論するとともに、地域未来創生センター※15で共有し、課題解決のための教育研究グループを組織化することで、地域のステークホルダーから期待され信頼されるシンクタンクを目指します。

(1)地域未来創生センター※15のヘッドクォーター機能の強化

 地域未来創生センター※15のヘッドクォーター機能を強化し、部局を横断した教育プログラムや研究グループを組織化し協働することで、「地域連携プラットフォーム※14」における中心的役割を果たします。

(2)ステークホルダーとのコミュニケーション促進のための学内情報の一括管理

 各部局が個々に保有している学生、卒業生及び保護者、教育組織、地方自治体、企業等、大学を取り巻く多様なステークホルダー情報を一括に管理します。これにより、ステークホルダーと大学双方向のコミュニケーションを円滑化し、多様な媒体や機会を通じて本学に対する理解の向上を目指します。

重点戦略2.地域共創拠点の整備

 キャンパス全体を地域や産業界との地域共創拠点(イノベーション・コモンズ※3)として整備します。地域企業での課題解決型学習(Project Based Learning、PBL)や課題解決型インターンシップ(Project Based Internship、PBI)を実施するとともに、共同研究の高度化・多様化・国際化を図ることにより、地方創生や新事業・新産業の創出に貢献します。

(3)イノベーション・コモンズ※3の創設

 地域課題解決のために、キャンパス全体をイノベーション・コモンズ※3として整備し、地域企業でのPBLやPBI、キャリア教育を通じて学生と地域の自治体や企業との交流を図り、「地域連携プラットフォーム※14」での地域課題と大学資源のマッチングを支援する環境を作ります。

(4)地域課題解決のための「地域連携プラットフォーム※14」と「共創の場※16」の構築

 地方自治体との包括連携協定を発展させ、産学公が参画する「地域連携プラットフォーム※14」を構築し、プラットフォームで検討された様々な地域課題に対する「共創の場※16」を設定し、協働して具体的な課題解決を目指します。

(5)県内の大学図書館のネットワーク化によるコミュニケーション機能の強化

 デジタルコミュニケーションツールを活用し、学内の3つの図書館の活動の場所(アカデミック・フォレスト※17 )や県内の大学図書館をオンライン接続し、学生と研究者が教育・研究成果を発表したり地域社会と交流できる場として整備することで、地域に開かれた図書館を目指します。

重点戦略3.地域の持続的発展に寄与する人材育成

 装置型から知識集約型への産業転換を支え、地域の持続的発展に寄与する若手人材の地元定着や社会人のリスキリング教育※18を推進します。

(6)大学間の事業連携による人材育成

 教育理念や設置の目的、設置形態及び規模等が異なる山口県内の大学が連携し、教育研究の強み及び特色ある教育リソースを相互に補完することで、単独の大学では成しえない教育研究の高度化・多様化・国際化を実現し、地域が必要とするしなやかな人材の育成に貢献します。

(7)産業構造転換に対応する人材育成のための社会人リスキリング教育※18プログラムの充実

 産業構造の転換やグローバル化の進展等に伴う地域や社会のニーズの変化に対応するため、専門的知識・技術・技能を身に付け、キャリアアップを目指すための社会人リスキリング教育※18プログラムを拡充します。

(8)新産業高度人材育成と高大連携教育プログラムの充実

 ICT活用やDXの推進による知識集約型産業を支える新産業高度人材を育成するため、普通科高校との高大連携事業を充実させます。また、商業、農業、工業等の専門学科を有する高等学校に対して、大学進学等の選択の可能性を広げるためのキャリア教育プログラムを推進します。

(9)地域における教育人材育成

 教育学部附属学校でデザインされた授業モデルや開発した先進教育プログラムを、地域の初等・中等教育の先生方に積極的に提供することで、地域に根差した教育人材のキャリア開発を支援します。

重点戦略4.地域学の研究拠点としての教育研究・文化振興への貢献

 山口を研究フィールドとした地域学「山口学」を普及、充実、発展させることで、地域の教育・文化の振興に貢献します。

(10)多様な「知」と地域課題を関連づけた新しい「山口学」の構築

 山口県の自然、文化、産業等に関する文理融合研究を推進してきた「山口学」を他大学の研究者にも公開し、学内研究者と県内外の研究者が持つ多様な「知」を地域課題解決に関連づけることで新しい「山口学」に進化させます。

(11)貴重学術資料のオープンアクセス化※19の推進

 図書館が所有する貴重学術資料を教育・研究に活用するため、国際的な画像共有規格に準拠したデジタルコレクションで登録・公開するとともに、オープンアクセス化※19を推進します。

重点戦略5.安全・安心な地域社会実現への貢献

 地域課題の解決と地域が必要とする人材育成を通して、安全・安心な社会と持続可能な社会の実現に貢献します。

(12)安全・安心な地域づくりへの貢献

 健康長寿社会、防災・環境、新興感染症の拡大等に関する教育・研究やDXの普及、大学の危機管理体制等、地域連携プラットフォーム※14を通じて、大学の総合知を地域の行政、企業、住民に還元し、安全で安心して暮らせる地域の実現に貢献します。

(13)地域医療を先導する拠点病院機能の充実

 医学部附属病院は、山口県唯一の特定機能病院、地域の中核医療機関として、行政機関と医療機関・教育機関との連携を推進し、安定した地域医療体制を充実させるとともに、高度な医療人材、地域に求められる医療人を育成します。また、DXによる医療支援、病院機能の向上に継続的に取り組み、質が高く、安全な医療を提供します。

 

ダイバーシティビジョン

 ダイバーシティを活力の源泉とし、すべての学生・教職員が性別、年齢、障害、民族、性的指向や性自認等に関わらず、それぞれの個性と能力を安心して発揮し、繫がり、活躍することにより、多様な知が共奏するダイバーシティキャンパスを創造します。

重点戦略1.学生・教職員の多様なニーズへの支援

 それぞれの障害、性的指向や性自認、民族や宗教等によって生じる多様なニーズに対して、学生・教職員が安心して個性と能力を発揮できるように支援します。

(1)障害が修学の妨げにならない、個々人の状況に応じた学生支援の充実

 障害の種類や程度、個々人の状況によって異なる修学上の困難やニーズに応じた効果的な支援を行うため、教職員の研修機会をより充実し、全学の学生特別支援組織と各部局との連携を一層深めます。同時に、施設のユニバーサルデザイン化も進めます。

(2)多様な性的指向や性自認(SOGI)が尊重されるキャンパスの実現

 本学SOGIガイドライン※20に定めた基本理念に基づき、多様な性的指向と性自認が尊重されるキャンパスづくりを進めるため、施策内容についての見直しを継続的に行い、取組を徹底するとともに学生・教職員に対する定期的なイベントや媒体による意識啓発を実施します。

(3)留学生にとって魅力あるプログラムやワンストップサービスの充実

 安心して学べる留学先となるため、学部・研究科での専門性を活かしながら交流できる共創教育プログラムや英語による授業等の交換留学生や短期留学生に向けた教育プログラムを充実させます。また、留学生からの相談の総合窓口(ワンストップサービス)として、留学生の渡日前後のサポートを充実させ、留学生や地域から寄せられる課題の解決やインターンシップを含む企業への就職支援に取り組みます。

(4)留学生や外国人研究者への支援と信条の自由への配慮

 留学生や外国人研究者の生活面やメンタル面の支援を行い、信条の自由への配慮を充実させます。さらに、ホームページや学内表示及び文書の多言語化を行い、キャンパスのグローバル化を促進します。

重点戦略2.教職員のダイバーシティの推進

 教職員、特に研究者の女性・若手・外国人比率を積極的に向上させ、ダイバーシティキャンパスの基盤となる人材の多様性を確保します。

(5)教員人事の全学マネジメントによる女性・若手・外国人教員比率の向上

 すべての教員の採用と昇任人事を、学長・理事等で組織する「人事委員会」において管理し、限定公募の実施等、大学全体の人事マネジメントを行うことにより、大学として戦略的に女性・若手・外国人教員比率を高めます。

(6)教職員のライフイベントと仕事の両立促進

 教職員が性別に関わりなくライフイベントと仕事の両立ができるように、保育三本柱(長期休暇中の学内学童保育の実施/病児保育の助成/一時保育)を実施します。また、介護と仕事の両立支援として、介護支援を行う学外の専門機関と契約を結び、非常勤職員も含む教職員に対して無料の介護相談等を提供します。

(7)国際的な視野を持った人材の育成

 若手研究者の計画的海外派遣及び職員の海外研修の機会の増加や重点連携大学事業及びクロスアポイントメント制度※21等の活用により、国際的多様性を促進するための学内の環境を充実させます。また、海外学術機関の研究者との交流を促進して、本学の将来を担う国際的な視野を持った人材を育成します。

(8)国際的な社会貢献活動を推進するための意識改革

 国際的社会貢献活動に対する大学全体の意識改革を促すため、各教職員の活動履歴を把握するとともに、国際的社会貢献活動に対する海外の評価制度に関する情報提供を行います。

重点戦略3.学生協働の推進

 様々な分野に学生の参画を促し、多様な価値観を活かした大学経営を実現します。

(9)学生目線でのダイバーシティ推進活動への支援と協働の促進

 ダイバーシティキャンパスをつくる上で、教職員だけでなく学生がダイバーシティの意義を正しく理解し、尊重することが重要です。多様な性的指向や性自認についての理解促進やダイバーシティの推進活動をする学生団体を支援し、協働することにより、学内外の若い世代への啓発活動を促進します。

(10)学生参画型の広報による情報発信力の強化

 大学の取組や魅力を効果的に学内外へ発信するために、広報活動の企画・運営に学生の参画を促し、内容やツール等に学生の感覚や意見を活かした新しい広報活動を展開します。

(11)留学生の学生協働活動への参画促進

 留学生が大学運営に関わり、日本人学生や教職員と課題を共に考える様々な機会を設けることによって、留学生の持つ多様な視点や解決策を導入し、ダイバーシティキャンパスに寄与します。

(12)図書館での留学生を含む学生協働によるピアサポートの強化

 図書館で活動する学生とそれに直接的または間接的に関わる教職員が意見や情報を交換できる機会を作ります。留学生も含んで課題を共に考えることで、学生協働活動の普及と発展を図ります。

重点戦略4.国際展開の強化

 国際水準の共創教育プログラムや国際共同研究を推進し、すべての学生・教職員が様々な価値観に触れて切磋琢磨することで、新たな知や価値を創造します。

(13)特色ある分野を中心とした研究活動の発信力強化

 重点連携大学※13を核とした特色ある国際共同研究を推進し、研究活動の発信力を強化します。

(14)国際的な価値観の多様性に触れ、新しい知を見出し、知の創出を体感する機会の積極的創出

 学生及び教職員が、多様な価値観に触れ切磋琢磨することを目的として、教育においては、海外学術機関と協働する共創教育プログラムを開発、実施し、研究においてはICTを活用した国際シンポジウムの開催を促進することによって問題提起、意見交換、情報発信の機会を増やします。また、留学フェアや説明会等、学生の留学意欲を喚起するための取組を行います。

(15)国際水準の教育の展開による海外機関との連携の拡充

 国際認証取得や本学の教育カリキュラムを海外展開する等、国際水準の教育システムの充実を図ります。海外協定大学とのダブル・ディグリー※22やジョイント・ディグリー・プログラム※23等を進めることにより、国際水準の教育を提供します。

(16)海外オフィス、海外同窓会と協働した広報の強化

 日本人学生の留学、留学生の受入れ、研究者の交流、国際連携、広報活動等を推進するために連携機関と協力して海外オフィスを充実させます。海外で活躍している卒業生及び元留学生等による海外同窓会活動を充実させ、学生・教職員との交流・協働活動を通じて、継続的でより質の高い国際交流を実現し、国内外への情報発信力を高めます。

(17)海外からの留学生・研究者に対する図書館サービスの充実

 海外からの留学生・研究者が図書館をより便利に使えるように、学生協働制度を活かし、外国語での図書館のオリエンテーション実施、サービス・カウンターでの多言語対応や電子ジャーナルへのアクセスの説明等、サポートを強化します。

 

経営ビジョン

 学長のリーダーシップのもと、戦略的マネジメントと強力なガバナンス体制により、対話と合意を基本としつつ、しなやかな大学経営を行い、すべての学生、教職員が誇りと喜びを持って学修や職務に取り組みます。また、情報公開により透明性を確保し、地域・社会から信頼される大学を創造します。

重点戦略1.信頼される大学づくり

 適正な大学経営の実現に向けて、適切な広報活動や情報開示により透明性を高め、情報セキュリティの確保とコンプライアンス意識の向上に努めるとともに、ガバナンスをより一層強化します。

(1)適正な大学経営の実現のためのガバナンスの強化

 学長のリーダーシップのもとで、コンプライアンス体制を確立し、ガバナンスを一層強化するため、国立大学法人ガバナンス・コード※24への適合状況の確認及び点検を自主的・継続的に行い、結果をホームページ等で公表します。また、点検の過程で明らかとなった課題には学長及び担当理事を中心に対応し、改善します。

(2)非常時に業務を継続するための体制整備や資源確保の取組

 災害時や情報セキュリティインシデント発生時等、業務の継続に影響が生じた場合に、その範囲を最小限にとどめ、国立大学法人としての任務を継続して遂行するための体制の整備や資源の確保を行い、計画的に対策に取り組みます。

(3)学内外の様々なステークホルダーの意見を取り入れた大学経営

 経営協議会分科会等を活用するとともに、学生を含めた学内外の様々なステークホルダーの意見を聴く場を設定し、得られた意見を大学運営に反映する仕組みを構築します。また、地域の行事等への協力・参画により、要望やニーズの掘り起こしを行います。

(4)広報力の強化・充実による本学の魅力発信

 教育・研究活動とその成果を大学ホームページのコンテンツとして積極的に発信するとともに、デジタル情報と紙媒体等とのメディアミックスにより、多様なステークホルダーに効果的な広報を積極的に展開し、大学のプレゼンスを高め、ブランド力を強化します。

(5)社会の動向、地域におけるニーズに合わせた柔軟な連携と組織改革

 刻々と変化する時代や社会の動向、地域におけるニーズを敏感に捉え、要請に応えるべく教育研究組織、教員組織及び事務組織の再編について柔軟かつ積極的に検討し実行します。さらに学内の教育研究組織間はもちろん、他大学・地方公共団体・企業とのそれぞれの強み・特色を活かした戦略的で有機的な連携を推進し、組織改革等に繫げます。

(6)客観的指標に基づく点検評価を活用した大学経営

 教育研究活動等の質を保証し、より向上させるため、定量的もしくは定性的評価指標の達成状況を検証するとともに、経営協議会学外委員等からの外部意見の聴取等、客観性を担保した自己点検・評価スキームを構築します。このスキームを活用して、定期的、継続的に自己点検・評価や第三者評価を実施し、これらの評価結果を大学経営に反映するとともに、ステークホルダーに広く公表します。

重点戦略2.教育研究支援機能の充実及び地域貢献促進のためのDX推進

 デジタル技術による業務の効率化・省力化を進め、生み出された余剰リソースを活用し学生・研究者等のステークホルダーの求める様々な支援に充て、本学の価値を高めます。

(7)DX推進に必要なICT基盤の整備・拡充

 DXの施策を推進するにあたって、必要とされるICT基盤の計画的な整備・拡充を行います。また、その際には、業務の実行に必要十分なソフトウェアを導入することや積極的なオープンソースソフトウェアの活用等により、業務の改善、コストの縮減を進めます。

(8)IR機能の強化と各種データに基づく意思決定の支援

 DX推進により蓄積された情報を活用し、IR(Institutional Research)機能の強化を図ることで、学内の各種情報を分析・可視化し、エビデンスデータに基づく迅速な意思決定と機動的な運営を行います。

(9)ステークホルダーに対する新たな価値・サービスの創出・再生産を行うためのDX推進

 教育研究を含む大学の業務全体の最適化を、データの標準化と共有化により推進し、有効な経営戦略の立案や業務の軽減に役立てます。また、重複業務をなくし、ICTを活用して業務の改善、省力化を進めます。同時に、デジタル技術を活用して情報を可視化し、データに基づく効率化と意思決定により、業務の生産性を高める体制を整え、ステークホルダーへの新たな価値を創出します。

(10)DX推進に必要な人材の育成

 情報科学、データサイエンス、経営に関する大学院正規課程への入学や、科目等履修生としての受講を奨励する等、本学の大学院課程や学士課程の教育を活用し、本学におけるDXを推進できる人材を養成します。

重点戦略3.魅力ある職場環境の構築

 働き方改革を推進し、ワークライフバランスを重視した魅力ある職場づくりに取り組むとともに、本学の人的資源を最大限活かせるよう人材配置の最適化を目指します。

(11)働き方改革の推進とワークライフバランスを重視した魅力ある職場の実現

 多様で柔軟な働き方を推進するために、フレックスタイムやリモートワーク等の制度を導入するとともに、業務の洗い出しやデジタル技術の活用等による業務の効率化と平準化を図ることで、時間外勤務縮減や休暇取得促進に繫げ、働きやすい魅力ある職場環境を構築します。

(12)本学の人的資源を最大限に生かした魅力ある職場の実現

 若手教員に早期に教授職を付与する制度や、大学戦略に応じた優秀な人材の確保及び育成のためのテニュアトラック制度※12の活用により、優秀な若手研究者の雇用を促進し、魅力ある職場づくりに取り組みます。また、教員以外の職員においては、職務に必要な能力の明示、専門性に優れた職員の採用、再雇用職員の再配置等を図ることで、人的資源を最大限に活かせるよう、人材配置を最適化します。

重点戦略4.健全な財務体制の確立

 戦略的に外部資金を獲得し、大学の自己収入を増加させ、経営状況の安定化を図ります。

(13)戦略的な外部資金の獲得等財源の多元化による経営の安定化

 産業界からの資金等の受入れを進めるため、大学の研究シーズを活用した産学公連携研究拠点の創設や研究支援体制の充実等新たな投資を呼び込む仕組みを構築し、戦略的な外部資金の獲得を図ります。また、適切な資金管理に基づいた収益性の高い資金運用による資金運用益や保有資産の積極的な活用による貸付料収入等により自己収入を増加させ、経営の安定化を図ります。

(14)「山口大学基金」への寄附獲得に向けた体制強化

 学生の経済的支援、教員の教育・研究環境の充実等を実現するため、これまで以上に積極的な寄附獲得活動を行い基金事務局の体制強化を図ります。

(15)予算の効率的・効果的な執行

 部局別決算の「見える化」に取り組み、コスト分析を行い、翌年度の予算に反映させるとともに、DXの推進により業務改善を図りコストの縮減に努めます。

(16)先進・高度医療の継続的提供と安定的な病院運営の確立

 安全な高度医療の提供のために、医療機器等の整備を計画的に進め、AIの活用等も図りながら業務効率性を重視した安定的な病院運営を確立します。

 

重点戦略・主要施策一覧

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用語集

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明日の山口大学ビジョン2030全編PDF

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学生作成イラスト

 2030年までの、さらにその先を見つめた本学の将来像として位置づけられるビジョンの内容を分かりやすく伝えるために、国際総合科学部公認デザインサークルS!GNAL(シグナル)の学生が、ビジョンの内容を可視化したイラストを作成しました。

 作成にあたっては、S!GNALの学生と学長・理事・副学長によるグラフィックレコーディングの手法を用いたワークショップを行い、ビジョンの内容についての理解を互いに深め、ビジョンに込めた想いなどを共有しました。

 なお、この度のビジョン策定への学生の参画は、S!GNALの学生からの申し出により実現しました。山口大学としては、このような学生からの意欲あふれる申し出は、とても喜ばしいことです。

 今後も、大学の様々な分野へ学生の参画を促すことにより、山口大学は、多様な価値観を活かした大学経営・運営を実現します。

 

過去の「明日の山口大学ビジョン」

明日の山口大学ビジョン2015

PDFファイル
明日の山口大学ビジョン(2008年策定)

PDFファイル
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