国立大学法人 山口大学

本学への寄付

宇宙教育×成長産業推進セミナーを開催しました

 

 1月22日(日)、山口大学応用衛星リモートセンシング研究センターは、宇部市宇宙教育推進協議会及び宇部市成長産業推進協議会と共催で宇宙教育×成長産業推進セミナーを開催しました。
 セミナーには宇宙飛行士の毛利衛さんをお招きし、「宇宙の地球人としての私達」と題して、宇宙空間での実験や今後の宇宙ビジネスの展望について講演をしていただきました。セミナーの後半では、応用衛星リモートセンシング研究センターの長井正彦センター長がモデレーターをつとめて、トークセッションを行いました。トークセッションには、工学部循環環境工学科4年の仙波侑也さんと馬場海帆さんが登壇し、大学での研究や宇宙ビジネスの考え方、地球環境問題について毛利さんに質問して、活発に意見交換が行われました。
 毛利さんは、2000年2月の宇宙飛行でSRTM(Shuttle Radar Topography Mission)と呼ばれる装置により地球の立体地図を作成するための地表データを取得しました。このSRTMで取得された3次元地形データは、応用衛星リモートセンシング研究センターの災害支援活動などで、現在でも幅広く使われています。今回のセミナーでは、このデータの発展的な活用についても紹介され、非常に有意義なセミナーとなりました。

 

TOP