国立大学法人 山口大学

本学への寄付

夏休みの科学体験イベント「おもしろ科学教室」を実施しました

 

 山口大学では、次世代理系人材の裾野拡大を目的とした山口県との連携事業「やまぐち燦めきサイエンス事業」の一環として、小学校の夏休み期間中に地域の施設や団体等と連携して体験型の出前科学教室を開催しています。今年度は、公民館、学童保育、放課後子供教室、子供会、療育施設など、山口県内32ヶ所を訪問しました。各会場とも総合技術部の岡田秀希特命職員が講師を務め、掲げたテーマに沿った実験と工作の2部構成で実施しました。
 今年の科学教室のテーマは「いろんな力を発見しよう!」で、身近で馴染みのある力の種類として「重力」「圧力」「遠心力」「浮力」「磁力」「弾性力」を取り上げ、それぞれについて直感的に理解できる実験を児童とともに演示しました。さらに、低学年の児童でも失敗なく完成させられる工作素材を提供し、講堂など広い空間を利用して試しながら楽しむ時間も設けました。なお、公民館での教室には例年保護者の同伴も多いことから、企画段階から大人も一緒に楽しめる内容を盛り込み、事後のアンケートでは好評価を受けることが出来ました。
 今期は新型コロナ感染予防に関わる施設利用の制約などが緩和され、昨年よりも多くの参加者を受け入れて実施することになりました。今後も、これまで蓄積した運営上のノウハウを継承しつつ、ポストコロナ時代の対面式イベントモデルの確立に向けた取り組みを進めます。

 

※本事業は、令和5年度 山口大学基金「大学・学部等が主催する行事への支援事業」の助成を受けて実施しました。

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