国立大学法人 山口大学

本学への寄付

「第18回国際時間学会大会」を開催しました

 

 2023年7月2日から6日間にわたり、山口大学において第18回国際時間学会山口大会が開催されました。
 時間学の学際的な組織である国際時間学会は、1966年に設立され、1969年より3年に1度、世界各地で大会を実施しています。日本での開催は1973年に行われた山梨県山中湖村での第2回大会以来、ちょうど50年ぶりとなりました。今大会には、82名の研究者が世界中から参加しました(現地参加64名、オンライン参加18名)。
 この度、山口大学で本大会が開催されたのは、山口大学時間学研究所が行ってきた時間学の研究活動に世界の研究者が注目したことによります。時間学研究所は2000年に設立され、2009年に設立された日本時間学会とともに、時間学の発展と普及に努めています。
 4日に行われたFounder’s Lectureでは、時間学研究所の松村律子助教が講師を務め、活発な議論が交わされました。また、国際時間学会大会にあわせて日本時間学会第15回大会も開催(7月1日~2日)され、両大会にそれぞれの学会員が発表を行うなどの交流も図られました。期間中、研究発表や様々なイベントをとおして世界の研究者の知見が交わる場となり、時間学や山口について広く周知する機会となりました。

国際時間学会(ISST)第18回大会 開催概要

 

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