国立大学法人 山口大学

本学への寄付

大学における産学公連携活動に係る意見交換会を開催しました

 

 本学は「明日の山口大学ビジョン2030」を2023年1月に策定し、研究ビジョンにおいては、「様々な社会ニーズの変化にしなやかに対応し、イノベーションをもたらす知を創出し続けます。そのために、総合大学の強みを活かして学際的な知を集め、産学公の連携により、地域活性化に繫がる産業拠点の形成に寄与できる地域イノベーション・エコシステムの構築を図るとともに、世界をリードする研究領域を創造します」と掲げています。
 このビジョンを実現していくため、令和5年10月31日(火)に、内閣府科学技術・イノベーション推進事務局から内閣官房内閣審議官 坂本修一氏を招聘して、大学における産学公連携活動に係る意見交換会を開催しました。
 意見交換会では、坂本氏から、大手学術ジャーナル購読料、投稿料高騰問題への国の対応、大型プロジェクト(ムーンショット型研究)、産学連携と人材育成等をテーマとして、国の施策等について説明があり、本学教職員からは、教育研究現場での実情を踏まえた質問等があるなど、活発な意見交換が行われました。
 意見交換会の後には、ブルーエナジーセンターの視察が行われ、センター長の比嘉充教授の案内で、同センターが取り組む、分離膜を用いて塩分濃度差エネルギーを電力に変換する研究開発について説明がありました。また、大学院生からも研究内容について説明があり、坂本氏は熱心に耳を傾けられていました。
 今回の取組を通じて、本学の産学公連携機能の更なる強化が期待されます。

 

  • (写真左から)
    レール マルク 副学長・松野 浩嗣 理事・葛 崎偉 理事・
    坂本 修一 氏・進士 正人 理事・谷澤 幸生 学長・
    溝部 康雄 理事・上西 研 理事・山田 陽一 工学部長
  • 意見交換会の様子
  • ブルーエナジーセンター視察(写真中央が坂本氏)
  • 比嘉教授(左)から研究内容の説明を受ける坂本氏(右)
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