国立大学法人 山口大学

本学への寄付

「第6回宇部SDGsパブリック・ディベート大会」において医学部医学科のチームが優勝、教育学部学校教員養成課程小学校総合選修のチームが準優勝しました

 

 令和7年11月8日(土)に男女共同参画センター・フォー・ユー(宇部市)において開催された「第6回宇部SDGsパブリック・ディベート大会」に本学の学生が参加し、医学部医学科のチーム(4年の河野廉正さん、原一颯さん、1年の山中駿さん)が優勝、教育学部学校教員養成課程小学校総合選修のチーム(2年の沖重美帆さん、鶴山慶慈さん、米津悠里さん、1年の天田咲良さん、柴崎剛輝さん、3年の山本颯人さん)が準優勝しました。

 「宇部SDGsパブリック・ディベート大会」は、宇部市を中心とした中学校、高等学校、さらには大学から参加がある、年に一度開催される大会です。パブリック・ディベートの特徴は、一般的な市民にも理解できるように、常識的なエビデンスに基づいたスピーチを行うことにあります。内容が理解しやすいことで、多くの市民が議論に参加できる機会を促進することに繋がります。このようなパブリック・ディベートを実践する大会を通して、社会において議論する文化を育むことを目的としています。第6回となる今大会では、「生物多様性と人間の共存に向けて」をテーマにディベートが行われました。

 受賞について、参加した学生たちからは、以下のとおり感想が寄せられました。

    • 河野 廉正さん(医学部医学科4年)

    高校生の頃にも出場経験のある思い入れのある大会に、素敵なご縁をいただいたことに心より感謝申し上げます。生物多様性という難しいテーマに対して、医学的な観点からアプローチできないかとチームで力を合わせて考えてまいりました。試合では、相手チームと議論を進める中で、お互いの政策を建設的に深めあうことができ、とても有意義な時間になりました。

    • 山中 駿さん(医学部医学科1年)

    今回の大会では、相手とのコミュニケーションを大切にしながら議論を進めることを意識しました。「戦う」のではなく「高め合う」議論を目指すという方針をチーム全体で共有できていたことが、今回の結果につながったと思います。また先輩方とともに出場できたことで、多くの新たな視点を得ることができ、大変実りのある大会となりました。

    • 米津 悠里さん(教育学部学校教員養成課程小学校総合選修2年)

    今回、パブリック・ディベートに初挑戦してみて、「議論する」ということは相手がいるからこそできることなのだということがよく分かりました。相手のことを尊重して自分の思いを伝えることで、議論がより楽しめました。今回の経験から、新たな発見ができたり自分自身の成長を感じられたりと、たくさんのものを得られたと思います。

    • 山本 颯人さん(教育学部学校教員養成課程小学校総合選修3年)

    今回の大会では、自分たちの主張を組み立てるだけでなく、「どうすれば相手や観客に伝わるのか」を意識して準備・議論を重ねました。本番では、緊張もありましたがチームで積み上げてきたものを発揮し、互いに支え合いながら議論を進められたことが大きな収穫でした。パブリック・ディベートを通して、論理的に考える力だけでなく、人と協働する楽しさを強く実感することができました。

     

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