地域との協働による「萩わくわく科学クラブ」の令和7年度の全日程が終了しました
山口大学では、次世代理系人材の裾野拡大を目的とした山口県との連携事業「やまぐち燦めきサイエンス事業」の一環として、小学生を対象とした課外科学クラブを下関市・萩市の県内2地区で運営しています。このうち、萩市で開講している「萩わくわく科学クラブ」の令和7年度の講座(全9回)が計画通りすべて終了しました。
「萩わくわく科学クラブ」は、本学が中心となって進めている地域ネットワーク「長州科楽維新プロジェクト」が、平成27年に萩市内の有志に呼びかけて創設したもので、理科への関心の高い児童や保護者を対象に、多様な科学体験を通じて興味関心を増進させることを目的としています。創設後は、市内の学校・企業・団体に所属する講師陣で組織する運営委員会により、現在まで企画・運営しています。今年度は阿武町にも参加募集の範囲を拡げ、児童128名と保護者等86名(延べ人数)が参加しました。
開講式を含む第1回講座(令和7年6月14日実施)は、例年、本学総合技術部の岡田秀希特命職員が講師を務めており、今年は「この世で最も恐ろしいもの」をテーマに、本格的な機材を用いて地震、雷、火事のしくみを学ぶ体験型の科学実験と工作を実施しました。間近で繰り広げられる迫力ある現象に、受講生から度々歓声が上がっていました。
令和8年2月7日に実施された第9回講座の終了後には閉講式が行われ、クラブの代表より受講生全員に修了証が授与されました。式の最後には萩市教育委員会から1年間の活動を総括する挨拶がありました。その中で、本活動が着実に実を結んでいることのひとつとして、過去の受講生(現在は中学2年生)が、昨年12月に兵庫県で開催された「第13回科学の甲子園ジュニア全国大会」に山口県代表チームの一員として参加したことが紹介されました。
今年度の活動は、公益財団法人マツダ財団および山口大学基金の助成を受けて実施しました。
令和7年度 実施プログラム
| 実施回 | 実施日 | 会場 | テーマ | 主担当 所属機関 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 6月14日(土) | 萩博物館 | 地震・雷・火事の科学 | 山口大学 |
| 2 | 7月12日(土) | 萩博物館 | パソコンでドローンを動かそう | 萩商工高等学校 |
| 3 | 8月9日(土) | 萩高等学校 | わくわくミクロワールド 〜顕微鏡を使って観察しよう〜 |
萩高等学校 |
| 4 | 9月13日(土) | 萩・明倫学舎 | 化石のレプリカを作ろう | 豊田ホタルの里ミュージアム |
| 5 | 10月18日(土) | 萩博物館 | 萩の大地を作ろう | 萩ジオパーク推進協議会 |
| 6 | 11月1日(土) | 萩セミナーハウス | 磁石で磁石を学ぼう | 萩原体験研究会 |
| 7 | 12月6日(土) | 萩セミナーハウス | 身近な物で化学実験 | 萩光塩学院高等学校 |
| 8 | 1月24日(土) | 萩セミナーハウス | 冬の野鳥を観察しよう | 萩カワセミクラブ |
| 9 | 2月7日(土) | 萩セミナーハウス | 身近に科学を見つけよう | 豊田ホタルの里ミュージアム |



