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研究の集大成とこれから

基盤科学系専攻 物理学コース 2年 沖村 俊之介

私は汎用性高分子材料として身の回りで多く使われているアイソタクチックポリプロピレン(iPP)の構造形成についての研究を行っています。所属研究室では諸先輩方の研究の積み重ねによってiPPの構造形成に関する基礎的な知見が研究成果として得られてきました。私はその研究成果を引き継ぎ、X線散乱の実験的手法に加え、コンピュータ・シミュレーションも導入しiPPの構造形成の全貌の解明に挑んでいます。言い換えると、今まで研究室で展開してきたiPPの構造形成の研究の集大成を担っています。大学院修了までの残り半年で先輩方が積み上げてこられた研究成果に恥じぬようにまとめあげたいと考えています。修了後は高校教員として教育活動に携わる予定です。研究活動で培った専門的な知識や研究遂行能力を後期中等教育における教科指導および探求活動での指導に活かしたいと考えています。

 

教員コメント:
通常、研究室における多くの研究テーマは数年の期間をかけて取り組みます。沖村さんの進めている研究は、やり方には独創性はあるものの、これまでに研究室の多くの学生の皆さんが係わり、膨大な時間を費やして出してきた成果のさらに先にある課題に取り組むものです。今のところ、計画通りに研究が進み、興味ある結果も得られているので、最終的にこの研究テーマの集大成としてどのような研究成果が出るのかとても期待しています。

 

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