2015年9月14日
いま中国の上海でこの文章を書いています。留学生センターのセンター長でもある教育学部の葛先生と昨日と今日に杭州にある浙江大学と浙江理工大学を訪問し、明日の帰国便待ちのためにここに滞在しています
浙江大学を訪問したのは、李晨さんと研究打合せをするためです。彼女は、葛先生の指導により修士の学位を授与された後に、2004年に博士を取るために私の研究室にやってきました。今は、浙江大学の副教授で、この大学は中国で五本の指に入る有名大学です。打合せが終わってから、実験室を見学させてもらいました。学生達とも話しましたが、李さんが立派な先生になっていて、嬉しく思いました。
翌日には、同じ杭州市内にある浙江理工大学を訪問しました。今後の学術交流について意見交換をするためです。葛先生が大学全般の国際交流の話をしたあとに、私から理学部や大学院の話をしました。私は中国語は喋れませんので、英語で説明し、葛先生に中国語で補足説明をしてもらいました。理学院院長や経済管理学院院長を始めとする約10名の方達と意見交換をすることができました。
理学部も韓国や台湾を含む東アジア、東南アジアとの連携を強めていかなくてはなりませんので、この訪問を活かして国際交流を盛んにしていきたいと思います。
中華料理も堪能しましたが、いちばん驚いたのが、「電動自転車」です。写真を見て下さい。どうみてもこれはバイクですよね。値段が安く、免許も要らないそうで、家族などが2,3人乗りで、街をどんどん走っています。エンジン音がしないため、近づいて来ても気づきにくく、そのうち規制されるのではないでしょうか。
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浙江大学の李さんの実験室で葛先生、博士課程学生の呉さんと。日曜日だったので上司の教授は不在でしたが、ルーマニア人だそうです。 | 葛先生と私が理学院院長の胡先生とソフトウエア研究所所長の丁先生に山口大学について説明中。丁先生は山大に2ヶ月滞在したことがあります。 | これのどこが?!と思いますが、電気で動く自転車の扱いだそうです。よく見ると、確かにバッテリーが積んであります。 |