2015年2月9日
前回の1月20日のつぶやきから、2週間以上間が空いてしまいましたが、2月最初のつぶやきをお届けします。1月後半から2月は卒業論文、修士論文、博士論文の追い込みで、大学教員にとっては、一年で一番忙しい時期なのです。
1月28日の午後にノーベル物理学賞を受賞された名古屋大学の天野浩先生の講演会が行われました。今回の主会場は工学部で、山口市の吉田キャンパスにも遠隔講義システムを使って配信されました。「物理学賞」と聴くと理学部を連想しますが、天野先生は名古屋大学の工学部のご所属で、出身も工学部です。山口大学工学部にもLEDの研究をしている研究室があって、その繋がりで今回の講演会が実現したというわけです。
ノーベル賞受賞者の講演が学内で行われるのは、2011年の同じくノーベル物理学賞の益川敏英先生以来です。このときは、理学部の物理分野の先生が中心となって企画がされたと記憶しています。学部長室にはこの益川先生の色紙が飾ってありますので、今回も工学部にお願いして天野先生の色紙も書いて頂きました。まだ台の上に置いてありますが、額が来ましたら、益川先生の色紙と並べて掲示します。
この台の上には、私が海外に出かけたときに現地で購入した小物が飾ってあります。写真には6点ありますが、分かりにくそうなものだけ説明します。
前列最左「緑と赤の人形と白い車」は旧東ドイツのものです。2つの人形はアンペルマンと言って、信号機に使われていた形なのですが、形がよいのか、東西統一後もまだ使われています。白い車は東ドイツで噴煙を出して走っていた自動車です。さすがにこれが走っているのは見かけませんでした。
後列最右は、スペインのパンプローナ市近郊にあるサビエル城です。5月12日のつぶやきをご覧ください。このときに、サビエル城の前にあるレストランのお店で購入したものです。
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2014年ノーベル物理学賞受賞の天野浩先生の色紙。研究内容だけでなく、授賞式の舞台裏の話もして頂きました。 |
2008年ノーベル物理学賞受賞の益川敏英先生の色紙。 | 後列左から:コカコーラ本社(米国)、ノイシュバンシュタイン城(ドイツ)、サビエル城(スペイン)、前列左から:アンペルマンと車(旧東ドイツ)、ブランデンブルグ門(ドイツ)、ケネディ宇宙センター(米国) |