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2014年11月4日

11月1日に新潟大学医学部に講演に行ってきました。今年の3月に引き続いて、細胞シミュレーションの講演を依頼されたためです。東京まで飛行機で行き、上越新幹線で新潟に向かいました。3月のときは新幹線から雪が見えましたが、今回は暖かく、山口と気温が殆ど変りませんでした。前回よりも参加者も多く、熱心な質問も受け、気持ちよく話をすることができました。このような機会を与えてくださった、山本先生、吉田先生、ありがとうございました。
講演終了後に新潟市内の古町にあるお店で夕食をご一緒させて頂きました。新潟は誰もが知る米どころで、とても沢山の種類のお酒があります。今回のお店は、女将さんセレクションの珍しいお酒が置いてあり、新潟の人でも知らないお酒もありましたが、どのお酒も大変おいしく、酒どころの底力を実感しました。山口の獺祭もメニューにあり、いちばん高い値段が付いていました。

翌日の2日の帰路の途中に長岡市に寄りました。長岡は戊辰戦争で会津や庄内と並んで激しい戦闘があったところです。そのとき長岡藩の指揮をとったのが河井継之助で、一度訪れてみたいと思っていました。河井継之助の記念館ではタイミング良く観光ボランティアガイドの説明を受けることができました。長岡市内には関係する歴史スポットが残されており、敵対関係にあった長岡藩からみた幕末史を知ることができました。
すぐ近くに山本五十六記念館と誕生の地がありましたので、そこの見学もしました。米国留学の経験もある山本五十六(やまもといそろく)は開戦に反対したものの、連合艦隊司令長官として日本海軍を指揮し、米軍機に撃墜されて命を落とします。この生き様を見て、改めて世界を知ることの重要さを教えられました。

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