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2014年10月20日

昨日の日曜日、理学部恒例のイベントである「サイエンスワールド2014」が大学会館や学生食堂きららを会場に行なわれました。このイベントは1999年に始まり、今年で16回目になります。今回の参加者も1,000名を越え、すっかり地域に定着したイベントとなっており、多くの親子連れの姿が見えました。
今年の公開市民講座は、慶応義塾大学准教授の大木聖子さんが「いつか必ず起こる大地震から命を守るために」というタイトルで話をされました。私も被災情報システムの研究をしておりますが、地震学者の視点で話された内容は、情報科学の立場から研究をしている私にとってとても参考になるものでした。
学生達の展示は16件あり、全てのブースを回りましたが、みんな参加者の皆さんに一生懸命説明をしていました。理系学生の彼らにとって、コミュニケーション能力を磨くとても良い機会になったと思います。
近隣の高等学校等の参加を得て行なわれる、サイエンスセッションU-18には、今年は6校の参加がありました。私は審査員を勉めましたが、どれも大学顔負けの発表内容で驚きましたが、最優秀賞は島根県立浜田高等学校ので「ハッチョウトンボの生態調査Ⅱ?秘めたる力、生き残りを懸けた戦略」でした。

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