2019年3月19日
今年度も残すところ10日余り。大学は卒業や入学の大移動の季節。卒業生が就職のための引越しをしたり、合格した受験生が入学の準備のために訪れたりで活気があります。
3月16日(土)は「山口大学理学部サイエンスセッションU18」を開催しました。この行事は科学の研究活動を行っている中高生が日ごろの研究成果を発表するものであり、山口大学理学部が主催し、山口県教育庁、および地域の企業にご協力をいただき実施しております。今年度は京都府(1校)、大阪府(1校)、島根県(2校)、山口県(5校)、福岡県(1校)、沖縄県(1校)から53グループ約170名の中高生が参加してくれました。書類選考で選出された6グループが口頭発表を、残りの47グループがポスター発表を行いました。
各グループの研究成果は優れたものであり、発表も論理的に整理され、とてもわかりやすいものが多かったです。どれも研究に対する熱意が伝わってきました。審査員は本学部教員に加え、日ごろから理学部の地域貢献事業に協力していただいている企業(理学部応援企業)の社員さんにも来ていただきました。口頭発表の部とポスター発表の部それぞれ、最優秀賞、優秀賞、理学部長賞を送りました。それ以外も応援企業それぞれから審査員特別賞が贈られました。
受賞したグループはもちろんのこと、受賞に至らなかったグループも立派な研究成果を見事に発表してくれました。当日は企業紹介もしていただきました。中高生は興味を持って企業の方の説明を聞いていました。山口大学理学部では今後も、科学の発展と理工系人材育成をめざし、中高生の科学教育に地域と協力しながら積極的に取り組んでいきたいと思います。この行事は来年度以降も開催する予定です。
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山中副学部長のオープニングトーク | 島根県立益田高等学校の皆さんの発表 | 山口県立山口高等学校の研究成果 山で遭難した場合に人工衛星を利用して 位置を知らせる機材を発明しました。 |
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活気あふれるポスター発表会場 | 山口大学理学部の紹介もさせていただきました。 |