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2019年1月4日

 平成最後の年を迎えました。私が就職した年に昭和から平成に変わったので、私にとって昭和は「子ども・学生時代」、平成は「社会人の時代」でした。新しい年号になる今年からは「充実の時代」にしたいものです。今年4月に社会に出る学生の皆さんにとっては社会人としての出発の年ですね。社会で活躍できるようによいスタートをきってほしいです。

 さて、私の趣味の一つにスキーがありますが、昭和最後の年末(1988年末)からほぼ毎年お世話になっている広島県北広島町(旧芸北町)のスキー場近くの民宿があります。「むろや」さんという民宿で31年間家族や学生時代の仲間といっしょにお邪魔しております。「むろや」さんのご夫婦とは、私が社会人なり立てのころから、結婚して子どもが産まれその子どもが大人になるまでの長いお付き合いです。その「むろや」さんに平成最後の年末にもお邪魔しました。(西日本以外の方には「広島県でスキー?」と意外に思われる方が多いかもしれませんが、広島県と島根県の県境付近にはたくさんスキー場があります。)

毎年お世話になっている広島県北広島町(旧芸北町)の民宿「むろや」さんの玄関前。
行った日は少し吹雪いていましたが積雪はまだ50cm程度。

 

年末には学生時代の仲間たちと芸北まで行って美味しいお米を食べ、お酒を飲みながら近況報告をしあうのが恒例行事になっております。仕事から離れて冬の山に行き、昔からの仲間たちと語り合うことで元気をいただき、来年も頑張ろうという気持ちになります。皆さんにも自分のいろいろな「恒例行事」があると思います。私にとって「恒例行事」を持つことは、1年間のそのときどきでの振り返りとその後の方針を考えるよい機会になっているように思えます。学生の皆さんにも是非、「自分の恒例行事」を作っていただきたいと思います。

 年が明けて1月3日は自由な時間ができ、天気がよかったので山口市内を自転車で巡ってみました。国宝瑠璃光寺五重塔にも寄ってみました。最近、山口市内の観光地でも外国人観光客をよく見かけますが、この日はお正月だからか日本語しか聞こえてきませんでした。いろいろな再発見もあり、とてもリラックスできました。新しい年号にある2019年、自分にとって「次の時代」へのよいスタートの年になるようにしたいものです。

国宝瑠璃光寺五重塔(平成31年1月3日)

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