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2018年11月12日

 11月3日(土:文化の日)は大学の行事と理学部の行事がありました。

午前中は維新公園内のアリーナで開催された「魅力発見フェア(JOBフェア2018)」に参加してきました。これは山口県や県内の大学、高専等が開催する山口県内企業や自治体による働く場所を学生に紹介する行事です。理学部の学生は3年生になるくらいまでなかなか就職に興味を持ちません。

その点、工学部の学生とは大きく違う点だと思います。そこで早い時期から就職を意識してもらおうと、このJOBフェアへの参加を学生には強く勧めております。とりあえずは企業での仕事に興味を持ってもらうことが目的です。理学部の学生は山口県、福岡県、広島県の3つ県の出身者が多いので、みんなが山口県内に就職を希望するわけではありません。もちろん山口県内の企業に興味を持って就職してくれれば、それはそれで歓迎ですが。

 当日、開始の10時に会場に行ってみるとすでにたくさんの人が来ていました。その中には理学部の学生もたくさんいました。1年生が多かったのは印象的でした。理学部の学生は基本的に真面目なので、1年生くらいだと教員が勧めたことには一応反応してくれます。私は長く就職担当をしておりますし、山口県内の企業で働いたこともありますので、各社のブースを回り、担当者にご挨拶したり、名刺交換をしたりしました。1人でも多くの学生が自分に合った仕事に出会って欲しいです。
 午後からは理学部後援会の懇談会を開催しました。理学部後援会とは小中高等学校におけるPTAのようなものです。学生の保護者と教員が会員です。懇談会では理学部長である私が最近の理学部の状況等を説明し、その後、2名の学生が代表で大学での活動について披露してくれました。今年は地球圏システム科学科の3年生の福岡さんが地質巡検とその成果を使った進級論文作成について、化学の大学院2年生の長下さんが研究成果のプレスリリースと海外渡航について、それぞれとてもよいプレゼンテーションをしてくれました。参加した約150名の保護者の皆様方からは大きな拍手がありました。

「魅力発見フェア(JOBフェア2018)」会場の様子 理学部後援会懇談会のプログラム

 

 懇談会に引き続き理学部内の施設見学と各学科での懇談会も開催されました。そしてその後は懇親会へ。懇親会に参加したいからと毎年夫婦で参加される方もあります。懇親会では多少のアルコールも入りますので保護者と教員がリラックスをしていろいろな話で盛り上がります。皆さん、お帰りの際には「とてもよい会でした。来年も是非参加します。」とご満足に様子でした。よかったです。ただし、自分の保護者が懇親会に出席し、教員とお酒を飲みながら話をするなんて、学生にとっては気が気でないかもしれませんね。

 当日はとても天気の良い日でしたが、翌日、11月4日(日)も快晴の中、大学祭「姫山祭」が開催されました。姫山祭では、大学の事務系職員さんが「山大じむカフェ」を出店されておりました。私は所用で姫山祭は行けませんでしたが、副学部長の山中先生が参加されたようです。

懇談会の様子。約150名の保護者の参加がありました。緊張しながら挨拶をする私です。
3年生の福岡さんと大学院2年生の長下さんが学生生活の報告をしてくれました。
懇親会には県外からの参加者も多かったので、山口の地酒「東洋美人」「金雀」「長陽福娘」
と山口大学の日本酒「長州学舎」をお出ししました。
懇親会では乾杯の発声。緊張!
保護者と教員・事務系職員の懇親会。大盛況 姫山祭で事務職員の方々の出店のお手伝いをする山中副学部長。
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