2018年10月24日
今週日曜日は私の自宅のある地区の体育祭(運動会)に参加しました。約2万人の人が住んでいる地区であり、盛大な運動会が開催されます。私は一昨年、自治会の体育委員であったため運動会のお世話をしました。その関係で今年もお手伝いで参加しました。この運動会は子どもから年輩者まで幅広い年代の方々が参加する毎年恒例の行事です。毎年100名以上の方々が参加されるので、そのお世話をするといろいろな方と知り合いになります。そのおかげで今では休日に自治会の中をジョギングするといろいろな方から声をかけていただけます。ありがたいことです。自治会活動への参加者が減っているといわれますが、私が住んでいる自治会ではまだまだ多くの方が参加されます。災害等のときに頼りになるのは自治会単位での活動とか。日ごろから近隣同士でコミュニケーションをとっておくことも大切だと思います。
私の今年の役割は「打ち上げ係」でした。花火を打ち上げる係ではなく、運動会終了後に自治会で実施する懇親会の準備やお世話をする係です。周りからは「適任だ。」とおだてられました。言うまでもなく任された仕事に全力で取り組ませていただきました。
運動会、小学生や中学生時代には参加しますが、その後はなかなか参加する機会がありません。最初に就職した企業では職場対抗の運動会があり、新入社員のときはいろいろな競技に出ました(出さされました)。おとなの運動会も意外に盛り上がるものだなあと感じた覚えがあります。みんな全力で競技をして一生懸命に自分の職場の選手を応援します。自然に連帯感が生じます。仕事では目立たない人が運動会では目立つ人もいます。他の職場の方の名前と顔を覚えることもでき、その後、仕事をお願いするのにも役に立ちました。運動会のような行事をやめていく企業がある中、最近は逆に復活させている企業があるらしいです。職場の連帯感を出し、チームワーク力を高める効果があるそうです。
昔、中国からの留学生がお子様の小学校の運動会に参加して「日本の運動会はとてもよい文化だ。」と言われておりました。当時の中国の学校の運動会は陸上の記録会だとか。日本の学校の運動会はゲーム性があったりダンスをしたりで運動が苦手な子でもある程度楽しめるからだということでした。私は走るのが遅い子どもでしたので、小学生時代の運動会は少し憂鬱でした。それも適当に乗り越え、あとはしっかりと楽しんでおりました。日本特有の運動会、いろいろとよいところもありそうですね。
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現在の山口大学では一部の学生団体が主催するもの以外、運動会は開催されません。理学部では学科対抗の学部長杯ソフトボール大会を開催しており、学生も教員も盛り上がります。異なる学年の学生同士の交流が少なくなっている今、各学科内で、学年を超えた学生同士のコミュニティーが形成されるという副産物もあるようです。そのうちに理学部大運動会の開催を目指すのもよいかもしれませんね。運営は学生さんにしてもらう形で。行事の運営の経験は社会に出てから役に立つでしょう。開催にいたったときは、騎馬戦の大将は学科長の先生方で。