2018年7月25日
山口は連日猛暑が続いております。山口大学理学部がある山口市は盆地。瀬戸内沿岸部と比較すると夏は暑く冬は寒い。実際に盆地の外に位置する新山口駅付近とは2ºC程度夏は気温が高く冬は低いです。山口大学は来週までは前期の試験がありますが、講義室や研究室のエアコンもフル稼働状態。今年度末の光熱水費が少し心配となってきました。さて、このような暑い中、少し涼しくなりそうな投稿が副学部長の山中教授より届きました。植物に疎い私にとっては山中教授の動物や植物に関する知識量はうらやましい限り。
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先日、芥川賞と直木賞が発表され、学校に通う子供たちは夏休みに突入。かつて、夏休みには、読書感想文や○冊の本を読むこと等の宿題の記憶が蘇ります。
「水無月」 の OMO i DE
なぜか 恋焦がれてきた 挿し絵の花
恋焦がれたのは 小学生
駅前の本屋 学校の図書室
図鑑を手に取り 眺めた 花
憂鬱な雨音の季節に 薄紫のこうべを垂れる
かならず 脳裏をよぎる 挿し絵の花
どこかできっと いつの日か
水無月に訪れる ほのかな恋
首(こうべ)垂たれ 薄紫の 紅をつけ 夜舞うほたる いずこめざすか
通りすがりの山道で、一瞬目にした紫色の花。もしやと思い、Uターンしてその花のもとに。小学1年で読んだ児童書に登場し、惹かれ続けてきた花。山口に来て2年目の年、本を読んでから24年目にして、初めて自生の“ホタルブクロ”を目にしました。それ以降、今も咲いているかな?と眺めに向かいます。
「つぶやき」の 暦にあわぬ 「ぼやき」かな