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2018年4月24日

 画像は理学部1号館から見た北側の現在の風景です。大学キャンパス内は街角と同様、どこかで工事が行われています。最近は大学の予算が激減していますので、新築工事は減りましたが。さて、この画像、実は工事の前のある調査をしている様子です。理学部のある山口大学吉田キャンパス(山口市の本部があるキャンパス)は、「吉田遺跡」と呼ばれ、旧石器時代から江戸時代にかけての埋蔵文化財があるそうです。したがって新しい建物を建設する前には、必ず事前に発掘調査をするようになっています。山口大学には埋蔵文化財資料館という施設があり、遺跡の調査及び保護に努めています。

発掘調査をしているということは新しいものが建設される予定があるということです。この場所には、新しい福利厚生施設ができるそうです。山口大学が目指すダイバシティーキャンパスをコンセプトにする施設です。性別、人種、年齢等の違うさまざまな人が集い、お互いを受け入れながら充実した大学生活を送ってもらうことを目的とする施設のようです。完成後は主に山口大学生協が運営します。大学生協にお願いして完成後のイメージ画像をいただきましたので掲載させていただきます。1階にはフードショップ、2階にはブックショップやツアーカウンター、留学生カウンターなどのサービスカウンターができる計画だそうです。

昔の人が生活していた場所に、長い年月を経て、このようなすばらしい施設ができる。それもコンセプトはダイバシティー。なんとなくいい感じですね。もちろん当時の人は未来にこのようなものができるなんてまったく予想はしていなかったことでしょう。大学生はこのような施設を積極的に活用し、充実した学生生活を送って欲しいと思います。完成予定は2019年1月だそうです。

山口大学の中には一般の方にも見ていただける施設、ご利用いただける施設があります。例えば附属図書館も手続きをすればご利用いただけます。

理学部でも一般市民の皆さんに向けた行事を開催します。是非、山口大学にお越しください。


図1 理学部1号館から北側を眺める


図2 ダイバシティーキャンパスをコンセプトとした新しい福利厚生施設(山口大学生協から提供)

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