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応援企業17社を訪問して

  山口大学理学部の皆さま,そして日頃より本学部を支えてくださっている地域の皆さま,こんにちは。理学部長の末竹です。前回の「つぶやき」を投稿した際,訪問先の企業様から「ホームページ見ましたよ!」と温かいお声をかけていただき,大変励みになっております。さて,この4月から5月にかけて,本学部の活動を寄付金で支えてくださっている「理学部応援企業」17社への挨拶回りを無事に終えることができました。県内各地の最前線で活躍されるトップマネジメントの方々と直接お会いし,大変有意義な意見交換ができましたので,そこで感じたことを少しつぶやいてみたいと思います。

 理学部への信頼と「自走する力」への期待

今回の訪問で最も嬉しかったのは,「山口大の理学部卒は本当に優秀」という高い評価を数多くいただいたことです。実際に,数多くの卒業生たちが各企業の最前線で日々熱心に邁進し,企業の中核として大きな貢献を果たしている話を伺い,先輩方が築いてくれた信頼の厚さを肌で感じました。また,本学が全学的に推進している「データサイエンス教育」や「知的財産(知財)教育」に対しても,「これからの研究現場に必須のスキル」,「即戦力になる素晴らしい取り組み」と,多くの賛辞をいただきました。一方で,企業様からは「AIが普及する今だからこそ,人間ならではの『独創性』が不可欠である」というご指摘もいただいています。それと同時に,「未知の領域に挑戦する力や,多様な物事に興味を持って『自らのエンジン』で課題を突破していく人材が欲しい」という,熱い期待の声も寄せられました。
なかには、「大学院修了生だけでなく、学部卒業生であっても,挑戦心や高いポテンシャルがあれば,十分に研究開発の最前線で活躍できるフィールドを用意している」という非常に心強いお話をいただいた企業様もありました。

 「キャリア懇談会」と「地域教育」の新たな価値

さらに,本学部が主催している「キャリア懇談会」の成果についても,嬉しいお話がありました。昨年度の懇談会での出会いがきっかけで,すでに「来春の内定」を勝ち取った学生の具体例を伺ったほか,企業様からは「この懇談会は,学生と出会う場であると同時に,参加している地元企業同士が直接顔を合わせ,地域経済を支える横のつながりを強める場としても非常に有意義。ぜひ今後もそのように計画してほしい」という,大変貴重なご要望をいただきました。また,子どもたち向けの「サイエンスワールド」についても,「学生が主体となって一体運営している点が素晴らしい」と称賛され,これを正式に授業(サイエンス実習)として単位化し,学生の主体性を引き出している本学部の取り組みを高く評価していただきました。

 地域の未来,学生の未来に向けて

今回の挨拶回りを通じ,地元山口県には「ワークライフバランスの充実」や「地方からグローバルに活躍できる環境」を本気で整えている魅力的な企業が数多くあることを改めて実感しました 。昨今の学生は「勤務地」や「休み(働きやすさ)」を重視する傾向がありますが,地元にはそのニーズにしっかりと応えられる,最先端の舞台が揃っています。大学卒業直前になって初めてその存在を知るのではなく,地域イベントや,早い段階でのキャリア教育,研究室訪問などを通じて,地元の優れた企業と学生がより幸福に出会える「架け橋」を,本学部がもっと太くしていかなければならないと決意を新たにしました。

 お忙しいなか,お時間をくださった応援企業の皆さまに,心より深く御礼申し上げます。

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