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ドイツより/しずかな あさ

2022年から2023年へ。ここ数年、国内外のさまざまな出来事により教育研究活動が制約を受けてきました。昨年の夏以降、国内・国外出張(調査研究・学会等)が徐々に復活し、“大学らしい研究環境”が戻りつつあります。それよりも先んじて、昨年3月末よりドイツ・ハンブルグ大学に赴き、鉱物に関する研究を行っている永嶌 若手先進教授(地球圏システム科学科)から素敵な異国情緒溢れる2枚の画像(左:ハンブルグ市庁舎、右:ベルン旧市街地)が届きました。10月末にはスイス・ベルン大で招待講演をしたとありました。人との出会いが一番大事です、とも。永嶌教授の国際研究が実を結びますように。さて、令和4年度も残り2か月ちょっと。学部4年生・院生の研究活動も佳境に入ってきました。受験生も新しい出会いを求め、しっかりと。ヨーロッパの風景でリフレッシュして、自身の進むべき道を邁進してください。

ハンブルグ市庁舎(ドイツ)  

ベルン旧市街地(スイス)
(画像提供・永嶌教授)

 

 

しずかな あさ

 

音もなく しずかに やって来る

すいこまれるように

深く ぐっすりと

しずかな あさ

 

囀りも足音も すいこまれていく

しずかに しずかに やって来る

まどろみもなく

すやすやと 夢のなか 

いつもと違う なにかが違う

しずかな あさ

 

しろく小さな 使者が やって来た

あさだよ

静けさという ささやきが

深い眠りを 呼び覚ます

しずかな あさ

 

ようこそ しろの世界へ

 

写真:雪だより(上段:理学部1号館,下段左:総研5階からの果樹園,下段右上:理学部3号館,下段右下:理学部14番講義室横)

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