2021年8月11日
8月7, 8, 9日の3連休の後の8月10日(火)は理学部学生と教員との懇談会。この懇談会は毎年2回あり、学生の皆さんからカリキュラムのこと、理学部の施設等々の意見・要望を聴き、それをもとに理学部の教育に活用したり、施設等の改善をしたりします。今年からは各コースの学生(3年,4年,大学院生)があらかじめ打ち合わせをし,そのコースの学生の意見を集約してくれたおかげで、建設的でかなり密度の高い懇談会となりました。学生さんからは「学科を超えた学生同士の交流ができるような企画をしてほしい。」との要望が出ましたが、「協力はするので、コロナが落ち着いたら学生自らが企画することをお勧めします。」と回答しました。(時代の流れですね。)
11日(水)からは1週間ほどお休みをいただきました。新型コロナウイルスのデルタ株が山口県内にも広がりつつあり、本学の学生も新たに陽性者が出ている状況でしたので、人込みは避け、山の中へ出かけました。萩ジオパーク巡り第2弾です。
今回はまず画像の場所へ。山口市の北部に「長門峡」という風光明媚な渓谷があります。その近くに断層が走っており、道路ののり面に活断層の露頭が見られるところがあります。県が常時観察できるように保存しています。案内板には道路工事の際に現れた露頭の写真がありました。(詳しい説明は画像をご覧ください。)
案内にもありますが、学問的にも防災上も貴重なもののようです。このあたりの活断層の調査は、元山口大学理学部教授の金折裕司先生が精力的に調査され、論文等いろいろなところで報告・紹介されています。
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木戸山西方断層の活断層露頭(山口市) |