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2021年10月25日

「学部長のつぶやき」久しぶりの記事投稿です。新型コロナウィルス感染症の感染者数の第5波が急激に下がってきました。このまま、落ち着いてくれればよいのですが。

 さて、現在、理学部はいくつかの地域貢献事業を行っております。117日(日)は恒例の山口大学理学部サイエンスワールドを開催します。昨年度は新型コロナウィルス感染症拡大のため中止しましたが、今年は感染防止対策を徹底し、事前参加予約制をとって規模を縮小してどうにか開催できそうな状況です。おかげさまですでに予約いっぱいとなったそうです。
 サイエンスワールドを含むいくつかの地域貢献事業実施にはいくつかの県内企業さんからご協力いただいております。私は理学部長の4年目の今年、これらの企業さんを訪問してご挨拶をさせていただくことを計画しておりました。しかし、今年度の初めは新型コロナウィルス感染拡大がなかなか収まらず、様子見をしておりました。山口県内で収まり始めた7月中旬以降にやっと念願叶い企業さんの訪問を開始しました。
 企業の担当者の方といろいろな話をする中で、どの企業においても、若手の社員の方をゆっくりと育てようとする雰囲気が強いと感じました。日本の企業特有のことかもしれません。企業にとってはそこで働いてくれる人は宝物。育てて当然なのでしょう。高大接続が求められる現代において、大学と企業間の教育のスムーズなバトンタッチも重要なのではと考えています。学生から社会人へのスムーズな接続「学社接続」です。
 企業の中で県内に事業所はあるが社長さんが緊急事態宣言対象地域であった北九州市の本社におられるため、訪問を延期していたところがありました。先日、やっとその最後の1社を訪問することができました。社長さんは山口大学のご卒業だそうです。

 画像は帰りの高速道路から撮影した画像です。東田第一高炉史跡です。官営八幡製鉄所の最初の高炉である東田第一高炉の火入れが1901年に行われたそうです。
 どうにか学部長の任期中にお世話になっている企業さんを訪問することができてよかったです。ご訪問させていただいた企業の皆さん、ありがとうございました。

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