2017年5月26日
5月22日、台湾大学の劉理学院長が前理学院長の羅教授、国際担当事務の黄さんと理学部を訪問されました。山口大学理学部と台湾大学理学院の交流協定の締結式を行うためです。台湾大学理学院には、昨年の8月に私たちから訪問し、協定を締結することを合意して、この日のために準備を進めてきました。台湾大学は台湾のトップ大学です。
新山口駅まで迎えに行き、その足で美祢市にある山口大学秋吉台アカデミックセンターに向かいました。理学部の脇田先生の案内により、秋吉台のもつ学術的意義や美祢ジオパークの説明がされました。美祢ジオパークは台湾の野柳地質公園と姉妹関係を締結しています。
こちらからは、脇田先生のほか、理学部国際・地域連携室長の内野先生、日本語が堪能な韓先生、それに学務係国際担当の吉村さんが同行しました。秋吉台のあとに、皆で山口市仁保のKDDI衛星通信所にある電波望遠鏡の見学に行きました。ここでは、時間学研究所の藤澤先生と理学部の新沼先生の説明を受けました。途中までですが、パラボラアンテナにも登らせてもらい、私もそうですが、台湾大学の皆さんもその大きさに圧倒されていました。瑠璃光寺にも立ち寄り、少しだけですが山口の歴史についても案内しました。
これから教育面でも研究面でも台湾大学理学院との連携関係を深めていきたいと思います。
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秋吉台展望台横にあるカルスターで。地球科学の脇田先生(右から3人目)が説明しています。 | 瑠璃光寺で記念撮影。左から内野先生、劉理学院長、松野、羅前理学院長、黄さん、韓先生。 | 電波望遠鏡のパラボラの真下で、藤澤先生(右端)の説明を受けています。私も登ったのは初めてです。 |