2017年8月28日
沖縄にはミナミコメツキガニという面白い動きをするカニがいます。まさに米をついているようです。このカニは、干潟に生息しているのですが、汐が引くと砂の中から現れて、満ちてくるとまた砂の中にもぐります。また、近づいてきた動物などにより危険を察しても、もぐります。
私の研究室では、多地点に置いた動物の行動を温度・湿度・気圧・照度などの環境要因とともに記録して、そのデータをネットで伝送し、比較検討するシステムの開発を行っていますが、このカニを題材とすべく、その研究をしている琉球大学理学部の竹村先生と打合せをするため、8月25,26日と沖縄に行ってきました。
この研究は、M1の岩政君の修論テーマです。データ測定・伝送装置を竹村研究室に設定するため、彼は一足先23日に沖縄入りしました。25日に彼と合流し、その日の夜には竹村先生や研究員の方と軽く打合せをしたあとに、皆でステーキを食べに行きました。沖縄では宴会のシメにステーキを食べる習慣があるそうで、確かに街のあちこちにステーキハウスがあって、朝まで営業している店も多いそうです。
翌日の26日は、ミナミコメツキガニがいる干潟まで行ったのですが、あいにく満潮でカニを見ることはできませんでした。昼食は琉球大学理学部長の山崎先生とご一緒し、琉球大学のキャンパスも軽く案内して頂きました。
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竹村研実験室での岩政君。小さな2つの水槽に一匹ずつミナミコメツキガニが入っています。 | 竹村研究室の皆さん。左から2番目が竹村先生。右端は研究員の武方さん。女性2人は留学生です。 | 昼食後に山﨑理学部長(中央)、竹村先生と。山﨑先生には琉球大キャンパスを案内して頂きました。 |