2018年3月20日
3月は行事が多い月です。
3月10日には、山口県セミナーパークで山口県理数教育研究大会が行われました。これは、山口県立の高等学校の理数科2年生があつまり、課題研究の発表を行うものです。私は他の理学部教員4名とともに、審査委員を務めさせてもらいました。どれも高校生らしい視点で熱心に取りくんだ研究で、好感が持てました。最優秀賞は徳山高校の「親子風車の回転と軌道についての研究」でした。
3月17日には、吉田キャンパスの大学会館で理学部が主催して行うサイエンスセッションが行われました。10日の理数教育研究大会は県内の理数科対象でしたが、この発表会は全高校生を対象としており、中等教育学校などの中学校課程をもつ学校からは中学生の参加もありました。隣県の島根県や福岡県からの参加もありました。こちらの発表は、高校生離れしたものもあり、レベルの高さに驚かされました。発表数は48件、参加者も150名を超え、過去最高でした。最優秀賞は口頭発表の部が島根県立浜田高校の「注ぐ水の温度と音の違い」、ポスターの部が宇部高校の「初心者の上達を早めるコツを探る」でさいした。
翌日の18日には理学部と山口情報芸術センター(YCAM)との共同企画の科学イベントが同センターで行われました。これは、秋に行ったサイエンスワールドの学外展示版で、3点が出展されました。私の研究室からは、岩政君と新垣さんが取り組んでいる動物行動計測の研究をするために使っているセンサーの説明を行いました。小学生やそれよりも小さい子供たちに四苦八苦していましたが、それなりに工夫をしながら説明していて、終わりの頃には随分と上手になっていました。
次の行事は、3月25日からの韓国訪問です。これが私の最後のつぶやきになると思います。
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3月10日の山口県理数教育研究大会では、審査結果発表の前に一言講評をさせてもらいました。 | 3月17日のサイエンスセッションには過去最高の48件の発表があり、参加者も最多でした。 | 3月18日に行ったYCAMとの共同企画の展示で、私の研究室から岩政君と新垣さんが出展しました。 |