2020年7月30日
今年は梅雨明けが遅いようですね。東北地方の豪雨災害が気になるところです。山口市内、本日、朝から気温が30˚Cを超えていそうです。いよいよ夏到来でしょうか。新型コロナウイルス感染が急激に増える中、そろそろそれが日常化しているような雰囲気。ここは自然科学をかじっているものらしく、自然とどのように向き合い、どのように共存するかを考えていかなければと、後期からの授業をどのような実施すべきか、悩ましい日々が続く今日この頃です。
「学部長のつぶやき」、理学部長ですのでつぶやく記事は、みなさんに「へえー」とか「そうだったのか」のような小さな知的発見をご提供するものにしたいと常日頃から心がけております。しかし、最近はどうしても新型コロナウイルスの話題が多くなっており、いささか反省している次第です。まあ、それだけ走り回っているという状況だということですが。
そのような中、山口大学理学部教員の中で数少ない「詩人」の一人、山中副学部長から久々に「ぼやき」をいただきました。おいしそうですね。
災禍に思う 2020 夏
梅雨長く 青空見えぬ
いつしか 雨音やめば 蝉の音 もどる
雲切れず 夜空もけぶる
雨音やめば つかの間 蛙の歌に おきかわる
2020 夏
生き物の 生命力に 安堵した
人と向き合い 自然と対す
リベラル・アーツ 2020 秋 冬
したたかに 後半を戦おう
ところで 最近 月 お目にかかっていませんね
月泥棒の仕業でしょうか
だとすれば 月がもどされ そして つきあかりが届くでしょう
梅雨明けの 月夜待ちわび つきあかり
巣篭もる夏に 旬のともし火
写真は山口県内で収穫された「つきあかり」という品種のモモです。月灯りと感じる素敵な色彩を放ち、惚れ惚れしてしまいました。 食卓彩る夏の果物が旬をむかえています。瑞々しく甘く、ほおばると笑み。いよいよ夏本番です!
厳格な つぶやき記事を 尻目にし 甘味に走る おひさのぼやき
山中 明