2021年3月16日
卒業・修了の判定や入試もほぼ終わりほっとしたのも束の間、私たち大学人は新入生を迎える準備へと一気に舵をきる時期です。未だにコロナ禍の影響が残り「新型コロナ感染症拡大に係る現地(理学部)対策本部」も解散できない中、いろいろな対策を講じる必要があります。昨年は初めてのことでしたが、今年は学習成果もあり、その準備が比較的静穏に進みます。その前に学位授与式(卒業式・修了式)も分割・短縮開催ではありますが挙行できそうです。ほとんどの学生にとって大学の卒業式・修了式は社会に出る最後のけじめの式、どうにか開催して笑顔で社会に送り出したいと思います。
在学生も3年生や修士1年生は就職活動が本格化している時期ですが、他の学生は、今現在は授業もなく充電期間です。本来であれば旅行に行ったりいろいろと活動をしたりしたいところでしょうが、コロナ禍で行動が制限されます。ここは前向きに捉え、何か新しいことを始めてみてはとも思います。今は首都圏以外は緊急事態宣言が解除されていますので、実家に帰って家でおとなしく家族と過ごし、いろいろな話をするのもよいのではないでしょうか。
そのような中、お隣の県の別々の国立大学に進学したお隣の家の兄弟が帰省しており、外で久しぶりにキャッチボールをしていました。二人が小学生の頃はよくみかけた風景でしたが、大学生になった兄弟が、コロナ禍の暗い雰囲気を吹き飛ばすような笑顔でキャッチボールをしている姿を見てほのぼのとした気持ちになりました。理学部の学生たちも笑顔を絶やさずに明るく過ごし、コロナ禍を無事に乗り越えてほしいです。