2016年11月24日
11月23日の休日に姫山に登ってきました。山口市の人なら誰でも知っている、今ではちょっと全国区にもなりつつある、「山口市には美人はいない」の姫山伝説の姫山です。
自転車通勤のときに、2つのピークがある山の形をよく見ていて、一度あの高い方の山頂に上ってみたいな、と思っていました。気候がよくなったこの時期に実行しました。
登山口は東側と西側にありますが、山頂に近い東側ルートを選択。ハイキング気分で来たのは間違いで、そこそこハードでした。険しいところにはロープが設けてあり、これを掴んで上ります。山頂へのルートにはところどころテープや紐が付けてあり、これに従って進んで行き、約30分で山頂に到着しました。
登山ルートの途中にはtysテレビ山口の反射板があります。tysはこの反射板を利用して防府市の大平山に放送のための電波を送っています。大平山山頂にはtys, KRY, yabの山口の民放3局とNHK、それにエフエム山口のアンテナが立っていて、ここがメインの送信局となって、県内の中継局へも電波を送っています。
山口市にある他の放送局のうち、このtysとエフエム山口が反射板方式を使っていて、NHKとyabは大平山山頂に直接電波を送っています。つまり、NHKとyabは局舎の位置とアンテナの高さを大平山が見えるように設置したので、反射板は必要ないということです。山口市は盆地なので、このような工夫がされているのですね。
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テレビ山口の反射板。ここで電波を反射して、防府市の大平山山頂のテレビ塔に送っています。 | 姫山をこの角度から見ると2つのピークがあるのがよく分かります。高い方に上りました。 | 伝説によれば姫山山頂から見える範囲には美人は生まれません。意外と狭いですね(?)。 |