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2016年9月27日

先月の台湾の大学訪問に続き、9月18日から24日の一週間をかけて中国の大学を訪問してきました。今回の理学部の訪問団は、国際交流室長の内野先生、数理科学科の増本先生、学務係の山本さん、それと私で、内野先生と私は台湾に引き続いての出張です。増本先生は、中国の大学の先生と研究上のつながりが多く、訪問大学の紹介もして頂きましたし、旅行中にも色んな場面で助けて頂きました。
我々の他に、留学生センター長の葛先生、国際総合科学部長の糸長先生、東アジア研究科長の植村先生も同行し、山本さんが我々6名のオジサンたちをサポートしてくれました。

9月18日に福岡を発ち、上海で一泊し、19日に上海師範大学を訪問しました。国際担当の責任者のほか、数理学院と外国語学院の代表者が対応してくださり、それぞれの大学の紹介だけでなく、協定の締結のことまでを議論することができ、両大学の交流を進めていくことを確認しました。
翌20日は朝から湖州市に移動し、午後からの湖州師範学院との会議に臨みました。先方からは理学院5名、外国語学院3名を含む約15名の出席があり、日本人の日本語教師4名の参加もありました。会議は中国語を中心に行われ、こちら側は葛先生が通訳し、大活躍でした。増本先生の旧知の数学の先生とのコンタクトを切っ掛けとして実現した会合でしたが、主体となったのはむしろ、国際総合科学部と東アジア研究科の交流の話でした。直接学生たちに教室で話をする場も用意してもらいましたが、彼らの反応がいいので、少し驚きました。

21日に杭州に移動し、22日は浙江理工大学との会合です。ここには昨年9月に葛先生と訪れておりますので、この度は具体的な協定締結の打合せとなりました。先方は責任者の副学長や、理学院長、それに国際担当スタッフです。交換留学生の具体的な人数や授業料免除のことなど、細部に渡る打合せを行いました。この大学は、理学系学部の他に、情報系学部があり、その両方の学部長とも今後の交流の打合せを行いました。ここでも学生との交流の場が用意され、増本先生の中国語での講義が学生たちを湧かせていました。
23日の午前中には浙江大学を訪問し、昨年と同じく教え子の李さんと会い、研究内容と今後の交流の実施について打合せをしました。

1週間という長旅でしたが、どこの大学も国際交流に熱心で、これから理学部の国際化、特に学生の交流を活性化できるという確信を得ることができました。個人的には、毎日食べた中華料理がとてもおいしく、全く飽きることがありませんでした。中国を満喫しました。

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