2016年9月2日
山口県立山口博物館で催されていた「特別展:昆虫のふしぎな世界」に行ってきました。理学部生物分野の山中明先生の研究室展示があるという情報を得たからです。一階と二階の一般展示を眺めながら通り抜け、三階の特別展入り口を入るとすぐに、山中研究室の展示がありました。研究成果を説明した大きなパネルを中心にして、研究室での活動が小パネルで分かりやすく説明されていて、来場の皆さんは大学の研究室の様子がよく分かったのではないかと思います。
ちょっと用事があり、その山中研究室に昨日訪問しました。清永君が蝶の幼虫をじっと眺めていて、何をしているのかと聞いたら、「蛹(さなぎ)になったらすぐに脳を取り出すんだ」と言っていました。そのタイミングが分かるのか、と聞いたら「わかります!」とのこと。機械を使うのが仕事の私には、遠い世界の話のように思えました。
隣の部屋を覗いてみると、博物館で展示されていたパネルなどが置いてありました。役目を終えて、研究室に戻ってきたといったとろでしょう。きっとまたまた活躍するときが来ると思います。
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山口博物館での山中研究室からの出展コーナー。研究成果の説明や著作物が展示されています。 | 作業中の清永君。蝶の幼虫がさなぎになるタイミングで脳を取り出すそうです。根気が要りそうです。 | 研究室の入り口から覗いてみました。役目を終えて展示から戻ったパネルなどが置いてありました。 |