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2016年5月30日

5月27日に沖縄で開催された国立大学法人15大学理学部長会議に行ってきました。会場は2011年に設立された沖縄科学技術大学院大学です。この大学は、5年一貫の博士課程をもつ私立大学です。私立大学といっても、運営資金は政府が出しており、実質的には国立大学です。この予算は文部科学省でなく、内閣府が出しているそうで、我々一般の国立大学とはまるで違います。建物はアメリカの大学を真似て作られていて、予算も年間162億円だそうです。教員は50人、学生も今は100人程度しかいませんから、我々の環境よりも2段も3段も上です。教員と学生の多くは外国人で、公用語は英語です。実際、日本人よりも外国人を見かけることが多かったです。ただ、昼食もアメリカやヨーロッパで食べるようなワンプレートで、味付けもあちら風だったので、あまりそれが得意でない私にはちょっと、、、という感じでした。

沖縄には会議前日の26日に入りました。ホテルの前に沖縄料理屋があったので、岡田事務長、山形大学の玉手理学部長と夕食に出かけました。沖縄の楽しみはこの沖縄料理と泡盛です。3人でボトルを1本空けたので、ちょっと飲みすぎましたが、翌日の会議にはしっかりと参加しました。

会場の会議室も相当立派な設備で、ここでも我々のような“一般の”国立大学との差を感じました。琉球大の山崎理学部長の粋な計らいで、会議は色違いのアロハシャツを着て行いました。議論は熱心でしたが、体はリラックスできたので、良かったでした。

来年は高知での開催です。カツオのたたきを食べるのが楽しみです。もちろん、会議はまじめにやります。

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