2016年5月9日
今年の大型連休はなかなかいい日の並びでしたが、みなさんはどうやって過ごされましたか?私はどこにも行かず、ずっと家の片づけと掃除をしていました。ということで、連休ネタはありませんので、今回は理学部学術資料展示室の紹介をします。
学術資料展示室は2012年5月11日(地質学の日)に開設されました。この展示室では、昨年度に定年退職された地球科学の金折裕司元教授が「高島北海と地質学」の展示を行っていましたが、今年度から理学部全体の展示室として活用することになりました。
現在は、数理科学、物理学、情報科学、地球科学からの展示物が置かれています。数理科学は、色んな多面体の解説と合わせて、3Dプリンタで製作した模型が出展されています。写真左下には、3Dプリンタで製作途中にあるものが完成品と並べて展示されていて、「台」や「支え」を作りながら形を仕上げていく過程が分かって、とても面白いです。
地球科学からは、岩石と鉱物が展示されており、これらは地球圏システム科学科が管理・運営している「地球科学標本室」と「ゴンドワナ資料室」からのものです。この資料室には合わせて12,000点もの資料があり、国内屈指のコレクションだそうです。理学部1号館4階にありますので、ぜひ訪れてみてください。
他には、物理学の「発光ダイオードで発電しよう」と情報科学の「計算用具の深化」展示がされていますので、併せてご覧ください。ちなみに、情報科学の歴史を感じさせる物品は私の所有物です。
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学術資料展示室は、理学部正面玄関を入ってすぐの右側にあります。数理、物理、情報、地球からの展示があります。 | 地球科学の展示。地球科学標本室とゴンドワナ資料室から選ばれた8点の岩石・鉱物が展示されています。 | 3Dプリンタで表現する数学の世界。これの形は、数式で作られます。不思議ですが、楽しそうです。 |