2016年4月25日
4月23日の土曜日に香山公園で、「うぐいす張りの石畳」の不思議を解説したパンフレットの送呈式がありました。香山公園の一角にある毛利家墓所への石畳への参道で手を叩いたり足踏みすると、反響して「ギュッギュッ」という不思議な音が聞こえます(山口県内博物館・大学連携協議会)。この理由を理学部の物理・情報科学科の学生たちが解明しました。指導されたのは、物理分野の野崎先生です。
拍手や足踏みで発せられた音は、石段ステップごとに遅れて反射され、それらが合成された反響音が戻ってくることがその理由とのことです。
当日は、山口市観光交流課の課長さんが視察に来られ、テレビ局や新聞社も何社か取材に来られていました。山口大学と山口市は包括連携協定を結んでおり、これを実のあるものとするためにも、このような活動は非常に大切です。理学部はこれからも地域連携の活動を進めて行きます。
![]() |
![]() |
![]() |
学生たちの指導をした物理学分野の野崎先生が記者たちの取材を受けています。スーツで決めて来られていて、さすがです。 | リーダーの濱本一平君(情報コース4年)が山口市ボランティアガイドの方にパンフレットを送呈している場面です。 | 学生たちが「不思議な音」がする仕組みをボランティアガイドの方々に説明中。マスコミもその様子を撮っています。 |