2019年4月1日
春ですね。全国津々浦々から桜の開花のたよりが聞かれます。私も昨日、山口市内では有名な桜スポットである一の坂川に行ってみました。八部咲きでとてもきれいでした。たくさんの人が来ていました。室町時代はこの一の坂川の近くに守護大名の大内氏の館もあり、とても賑やかだったそうです。現在も古い町並みが残っており、昨日は和服姿の若い女性や人力車に乗った子どもたちもいて、とても風情ある風景が見られました。
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山口大学はその昔、一の坂川の近く(後河原)にありました。したがってこの付近には昔の下宿らしいものも残っています。4月に入学した学生はとても風情のある一の坂川の辺を散歩していたのでしょうか。画像にある旅館は、その昔、学生がコンパ等でお世話になっていたようで、今の吉田キャンパスに移転後もコンパでよく利用されていました。私も利用した記憶があります。懐かしく思われる卒業生もおられることでしょう。
さて、一の坂川の両岸には桜がたくさん植えられております。そのほとんどがソメイヨシノだろうと思いますが、桜の咲き方がそれぞれで違っています。日当たり等々の環境の違いによるものかもしれませんが、桜にもそれなりの個性があるのでしょう。人にもそれぞれ個性があります。これからの令和の新しい時代、若い人たちには今以上に独創的な発想が求められると思います。学生に自らの個性を活かしながら独創的な発想をする能力を身につけさせることは重要です。一方で、組織のミッションを理解し、構成員が相互の考えを尊重し合いながらベクトルをそろえて行動するチームワーク力も重要です。さまざまな場面で両者をバランスよく発揮できる人材育成の必要性を感じます。
学部長のつぶやき連載2年目となりました。今年度も月2回の投稿をノルマに頑張りたいと思います。乞うご期待。